つれづれ日記
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2004年02月11日(水) ニャン太逝く

午後5時過ぎ、M浦さんから電話がかかってきた。ニャン太が戻ってきて死んでいるという。すぐに駆けつける。急ぐ道すがらJ先生に電話してみる。先生は風邪引きでガラガラ声だったが、やはり駆けつけてくれるという。

Lマンション4号棟の端っこ、「山手スカイウォーク」の上り口から土手を上がったところにニャン太が横たえられており、ゴルフの練習姿のK林氏とM浦さんが立っていた。K林氏の足元には毛玉がいる。はっきりと毛玉を見るのは初めてだ。

発見者はK林さん。4号棟の端っこの家のベランダ下、コンクリートの上に横たわっていたという。8日(日)にもそのすぐ下のプレイロットでゴルフの練習をしたK林さんの話ではその時にはニャン太の姿はなかったとか。するとその夜にでもニャン太は瀕死の状態で戻ってきてそこで力尽きてしまったのだろうか。

ニャン太は痩せてはおらず、どこかで餌にありついてはいたのだろうとM浦さんが言う。死後硬直が解けて体内でガスが発生して、本当は痩せていたのに太って見えるということもあり得るだろう。既に匂い始めていた。

左耳は千切れてぶら下がった状態になっているが、それはもう古い傷のようだ。犬に噛み千切られたか、それとも虐待に遭ったか、全く想像も出来ないが、40日間、どこでどうしていたのだろうか?遠いところに連れ去られていたのだろうか?去年のタニーの1ヶ月間失踪も不思議でならない。

暮から年明け、つまりお正月休みに山手猫たちが被害に遭うというのがどうも解せない。休みでヒマになった虐待魔が出没した可能性が高い。とはいえ外猫にしている限り、警戒のしようもないのが辛い。

K林さんは去り、さてニャン太の遺体をここに埋めてやりたい。M浦さんが管理事務所の裏にスコップがあるかどうか見に行っている間にJ先生から携帯に電話が入った。北門に着いたという。毛玉はほぼ初対面の私にもよく懐き、ニャン太のお守りをしてくれている。毛玉とニャン太を残してJ先生を迎えに行く。

先生と息子さんが一緒だ。スコップを車に積んでいるというので、持ってきてもらい現場に行く。M浦さんはニャン太をよく知るマンション住民2人と一緒に戻ってきていた。

そこの地面は石だらけで掘り難いがJ先生の息子さんにスコップを振るってもらい、無事ニャン太を横たえる。近くに咲いていた真っ赤な椿の花を添える。ニャン太はまるで呼吸しているようだ。みんなで土を掛け、お線香を上げる。まだ4歳にもならないのに・・・一番面倒をみたM浦さんの悲しみは深い。私も滅多に会わないのにしっかり覚えられていて顔を会わせると餌をねだって大声で鳴かれたものだった。

そこで解散し、捜索ポスターをはがすことにする。M浦さんと一緒にまずLマンション内のポスターをはがす。北門前の公園のポスターをはがしていると猫の鳴き声が聞こえる。反対側の植え込みの中にちびとらがいる。M浦さんは餌を取りに家に戻った。待つ間ちびとらを可愛がる。タビーとワカメの娘でもう9歳になるというが、小柄で可愛らしい。

M浦さんが戻ってきて学院内で給餌するという。学院内に入ったすぐのところで給餌し始めると、黒太とはなという猫たちも現れた。この3匹は、職員のK下さんが面倒をみている猫たちだとか。今日は休みなのでまだK下さんが来ていないらしくみんなガツガツと食べる。黒太は尻尾が短く毛玉そっくりだ。はなは毛艶が悪く痩せており、何かの病気を発症しているのかもしれない。

学院内に貼ったポスターはJ先生がさっきはがしてくれたらしい。もうなかった。フォレストヒルズ正面玄関横の電柱のポスターをはがし、遊歩道を通ってU野さん宅ガレージ前に行く。もう給餌後らしく猫たちはいない。

が、三毛猫の姿が見えた。鉄塔近くの崖下を覗いているとアニーが現れた。めちゃくちゃ甘えた声を出している。M浦さんがカリカリを与えても見向きもしない。するとどこからともなくタビーが現れた。2匹とも丸々、艶々。タビーもカリカリには見向きもしない。ひたすら甘える。

そこのポスターもはがす。ボスミケもウロウロしている。アニーとタビーは我々の傍を離れない。しばらく話をしてそこでM浦さんと別れる。彼女の帰り道にもう1枚ポスターがあるはずだ。アニーとタビーは我々の後を従いては来なかった。U野さん宅近辺はよほど居心地がいいようだ。

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今日は缶詰の日だ。8時ごろ餌場に着く。缶詰なので猫たちは群がっているが、さくらと花子がいない。それにポオも大分遅れてハウスから出てきた。どうやら猫たちはJ先生親子に給餌されたようだ。お腹がまん丸だ。

ソックスを履いた黒猫が見えた。新黒が来たのかと思ったらパンダだった。よほど空腹なのだろう。かわいそうに。私の後ろで缶詰とカリカリを与える。

猫はパンダを入れて11匹だが缶詰は9個でいいようだ。家猫の療法食缶詰も持参したし合計10個分くらいにはなる。カリカリも沢山出したし。コロンが私の脚の下にいる。可愛い子だ。

食べ終わってしばらく植え込みの下に座っていたポオがハウス1号の猫ベッドに入るのが見える。よしよし。

パンダのところにタニーが行ったらパンダはプイと向こうに行ってしまった。十分に食べたようだ。

キジーがのそのそとやってきた。私に早く退いてほしいようだ。水容器のあたりでそわそわしている。今日は缶詰の残りもあるしご馳走だよ。新聞紙2箇所を片付けたらたっぷりの餌が残った。さくらと花子がいなかったから、多目でもいいか。それにこのキジーは大食漢だし。ニャーと鳴く声は紛れもなくキジーだ。段々慣れてくるだろう。

私が2段離れるとキジーはもう餌に飛びついている。そう、ここで私が毎晩給餌しているのだからそれを知っているパンダもキジーも空腹ならここへ来ればよろしい。

今日はニャン太を見送り、たくさんの猫たちに会った日だった。何故か肩こりがし、左腕が痛い。


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