つれづれ日記
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2003年10月08日(水) 1週間ぶりの山手

かねてより先天性の持病「巨大結腸症」と闘ってきた、管理人S井の家猫ファビが10月3日(金)の夜、犬山動物病院にて急逝した。そこでこの1週間は山手への餌やりをすっかりM浦さんにお任せしていた。(すっかり、と言っても2人だとどうしても給餌時間が長くなってしまうので、しばらく前からS井は月水金の週3回しか給餌に行っていないのだが。)

午後、M浦さんから電話がかかってきた。励ましの電話かと思いきや、思いもよらなかったことが起こっていたのだった。

昨日の朝9時ごろ、S木みちよさんが駅に向かって急いでいたところ、中華料理店「こうなん」前の自動販売機の中から猫の悲鳴が聞こえた。みちよさんが立ち止まり耳をすましていると同じように?と思った通行人の中年婦人も立ち止まった。しばらくは悲鳴が聞こえていたが、そのうち静かになり気配もなくなった。誰かに尋ねようにも店はすべて閉まっており、みちよさんも中年婦人も先を急いでいたので後ろ髪を引かれながらもその場を離れたのだった。

夕方、再びそこを通ったみちよさんはまた耳をすまして注意していたがもう猫の声は聞こえなかった。然し、とても気になったと、その足で我が家に来たみちよさんから話を聞いていた。

一方、昨日の午後3時ごろ、買い物をすませたM浦さんが偶然そこを通りかかった。荷物が多かったので自転車を引きゆっくりと歩いていた。警官が2人いて、「猫が・・・」と言っているのが耳に入った。気になって立ち止まり、一部始終を見ていた。どうやら猫が自販機の中に入り込み、通報を受けた警察が捕獲に乗り出したようだ。自販機からは引っ張り出したものの手際が悪く、猫は警官の手から逃れて「こうなん」の店内に逃げ込んでしまった。

警官は何とか捕獲したが、おとなしい仔猫だったから良かったものの、山手の花子のような猫だったら、あんな安易な捕まえ方をしたら警官は血を見ることは明らかだ、とM浦さんは思った。山手のさくら似の可愛い三毛猫だ。その猫がそれからどうなるのか心配で警官に尋ねてみた。すると紋切り型に「1日は交番で預かり、持ち主が現れなかったら所定の場所(保健所だ)に引渡します。」とのこと。M浦さんは思わず『私が預かります!』と口走っていた。

『というわけで、昨日からその猫はウチにいるのよ。』と困惑の態で言う。「大丈夫よ。何とかなるから。」と答えると、心底ホッとした様子で、ひとりだったら躊躇したかもしれないが、S井さんに相談すればナントカなる!と確信していたそうだ。そう、こんな時相棒がいると心強い。しかも万が一里親が見つからなかったら自宅に引き取る覚悟もしてくれている。

が、先住猫2匹は、やっと新入りこももに慣れてきたところなのに、また仔猫が来たので、2匹揃って隠れてしまっているらしい。先住2匹へのストレスをM浦さんは心配している。

10月7日に引き受けた猫なので、暫定的にナナちゃんと名付け、お湯で洗い蚤取りもし、しっかりお世話をしてくれている。明日午後、南戸塚動物病院にでも健康診断に連れて行く約束をする。

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で、今夜9時半過ぎに家を出発。雲がたなびいていて空が明るい。思わず見上げると、雲間に満月が見える。その傍にはまだ火星が瞬いている。先週の水曜日、餌やりの帰りにも火星を眺めながら家に向かったことを思い出した。あの時にはまだファビが生きていた、と何を見てもファビのことを思い出す。

山手への角を曲がり階段に近づくと、正門前の地べたで若者たちがたむろしているようだ。そこから猫が1匹飛び出して私に向かって突進してきた。大方ゲンキだろう。やっぱり。

ゲンキを連れて階段を上がると上から丁度M浦さんが下りてくるところだった。猫は13匹。コロンとハイシローがいない。姿が見えないとT野先生が心配していたというワカメはしっかり毎晩出てきているという。

新聞紙を広げ、まずカリカリを与えておいてゆっくりと缶詰を開ける。1週間ぶりに見る猫たちはみんな太っている。いつも痩せていたさくらでさえふっくらしている。急に寒くなってきたので冬に備えてたっぷり食べ脂肪を蓄え始めたのか?

余り空腹ではなかったようだが、それでもカリカリ400gr、缶詰9個はきれいになくなった。終盤ハイシローも出てきたが、既に「太っ腹」だ。それでも缶詰をぱくついている。

新黒は頭を撫でても全く平気だ。アニーは私の膝に乗りたくて、私にそこへ座れという仕草をする。可愛いがそうしていると長引くのでアニーの期待には沿わず撫でるだけにする。

ナナちゃんの様子を聞けば夕方から食べたものを何度か吐き戻して、その後は食べないという。猫じゃらしを出してみるとじゃれついて遊び元気だという。然し、体力を消耗するからあまり遊ばせず、休ませてあげる方がよい。とにかく明日、病院に連れて行き、すべてはそれからだ。


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