つれづれ日記
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| 2002年08月10日(土) |
ポパイのことで頭が一杯 |
殆ど夢など見ることなく(見ているのだろうが全く覚えていない)朝までグッスリの私だが、今朝は夢を見ていた。もうはっきりは覚えていないが、山手の猫(スミオだがどの猫だかも覚えていない)に何かの理由で血液検査を施し、何にも感染していないことが判明して喜んでいる、というような夢だった。
連日、面会に行っていたJ先生が院長から聞いた話では、「他の猫たちも感染していたら、外に戻しても良い」ということだが、キャリアだというだけで現在、とても健康そうな猫ならともかく、発症してはいないものの傷を負って鼻風邪も引いているポパイを戸外に戻すにはしのびない。
昨夜、餌やりの帰りにうちへ寄ってくれたM浦さんは、懸命に思案した末、荒唐無稽な珍案を編み出し語ってくれた。M浦家には、山手猫のミュウとフクがいる。奇しくもフクはポパイの兄弟猫だと思われる。そういう先住猫がいるのでキャリアのポパイは引き取れないが、J先生宅の先住猫、コスモスちゃん(難しいアメショー)を預かることは可能だ。J先生宅ではコスモスちゃんをM浦さんに預けて、安心してポパイを引き取ってほしい。ポパイが数年後、天に召されたらコスモスちゃんを戻す、というちょっと実現不可能な珍案だ。
珍案ではあるが、みんな何とかならないかと頭を悩ませているのだ。笑えない。ポパイを家庭で世話すれば寿命は延びると思うが外に戻せば、発症の時期は早まるだろう。
思えばノワールも猫エイズか猫白血病に感染していたのかもしれない。猫エイズは5歳を過ぎたオス猫キャリアに発症が多いとあった。我々は気付かなかったが、多分春頃に発症し、6月の寒い長梅雨でいっぺんに循環器、呼吸器、内臓がやられてしまったのかもしれない。
M本さんの話では近頃、山手猫たちがカリカリを喜んで食べなくなったという。缶詰を出すと飛びついてくるらしい。また私が持って行くような安物の缶詰と違って高いおいしい缶詰を少々持参したとのこと。食いつきが悪いと毎日の給餌の楽しみがなくなってM本さんはがっかりしている。
私が缶詰を与えていたのは元々は病気の猫用に、餌に薬を混ぜるためだった。決してM本氏たち、先輩餌やりさんのお株を奪うつもりはなかった。贅沢をさせるな、とM浦さんにも釘を刺されているので、餌やりはたま〜にしか行かないことにした。それでも猫たちは私のことを「缶詰のおばちゃん」だとよく知っていて駆け寄って来る。が、猫たち、確かに近頃は満腹のことが多い。
そういう時には遊んであげると猫たち、とても喜ぶ。あそこの飽食した猫たちは食事より一歩進んで、可愛がってもらいたいのだ。
M本氏も、猫たちが食べない時には話し掛けながら身体を撫でてあげると人気を博すこと間違いない。昼間に牛乳を持参したりパトロールしてくれたり、M本氏の貢献は大きい。
明日はみんなでポパイの面会に行くつもりだ。
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