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| 2002年06月20日(木) | 保護猫「ユウキ」面会・猫まみれの夜 |
犬山動物病院に入院させていた「モモコ」の治療費及び、現在、入院加療中の保護猫「ユウキ」の今日までの入院費を支払うため、診療時間後の病院へＭ浦さんとともに出かける。７時ごろ、学院正門前を出発。雨にも拘わらずＭ浦さんの姿を見つけ集まってきた猫たちに、彼女はカリカリを給餌。
犬山動物病院では、待合室に連れて来られた「ユウキ」は傷口を舐めないようエリザベスカラーをしていたがとてもきつく留められていたので２段階緩める。もう３週間以上入院しているが、傷は思ったよりも深く、化膿してしまい切開したそうだ。発熱もしたそうで怯えきっていた。「ユウキ」の写真のページは↓
http://members15.tsukaeru.net/necology/yuhki.htm
食欲はあり、前足のその怪我以外には特に問題はない。よく食べてがっしりしてきた。元々すごく甘えん坊の飼い猫だったらしく、Ｍ浦さんが抱っこしているうちにゴロゴロと喉を鳴らして甘えるようになった。私がユウキの身体にちょっと手を置いただけでゴロゴロ。
貰い手がなければこのユウキを｢山手猫階段｣に放そうかと思っていたが、Ｍ浦さんの話では、あんなにおとなしく争わないポオがケンカしたらしく耳を一部噛み千切られ、粘液が乾いてガビガビになっているという。こんなに怯えているユウキはとても放せない、居着かないだろう、貰い手がなければあなたんちだなどとＭ浦さんは盛んに言うが、そう言ってもねえ。
狭い我が家には既に５匹も居る。しかもロミは１３歳超で、他の猫と揉めている。それにファビはウンコ撒き散らし猫だ。もう我が家でも限界だ。ネット猫ともだちも憤慨しているが、飼い猫を捨てる輩は厳罰に処してもらいたい。
もうとっくに退院したモモコの入院費と、とりあえず今日までのユウキの入院費を支払う。ノワールの疥癬らしき皮膚病の相談にも乗ってもらい液体薬を頂いた。試供品のフードも沢山頂いたのでＭ浦さんの給餌に使ってもらうことにする。
犬山動物病院を辞した時には既に８時４０分になっていた。しまった！ノワールへの給餌だ。｢プリンス猫階段｣で水を入れ替えることにする。すると雨が降っているのに、車の下にコロちゃんが居た。そこで車の下に缶詰とカリカリを置く。
６号棟のノワールの餌場に向かっていると、車のライトがこちらに小走りに駆けって来るノワールを捉えた。車を止め、餌を持っていつもの餌場まで誘導する。多分、大分待ったが餌やり人が来ないので｢プリンス猫階段｣へでも向かっていたのだろう。間一髪、会えて良かった。
そこから｢山手猫階段｣へ車を向ける。｢山手猫階段｣では、猫たち私の車を覚えているのか、雨の中をわらわらと集まって来た。階段下の木々の下が一番濡れにくい。そこに新聞紙を敷き、持参の缶詰４個を開けるが到底足りない。犬山動物病院で頂いた缶詰も６個くらい開ける。ポパイ、スミオ、茶々、ゲンキ、アレックス、ポオ、花子、ワカメ、タビー、ハイシロー、トニーがまず集まった。Ｍ浦さんが階段てっぺんから濃い三毛、白三毛、アニーを呼んできた。プリンス、コロン、バニー、タニー、ラッキー�兇呂い覆ぁ�
Ｍ浦さんは小桃の駐車場に給餌に行く。｢新黒｣は居なかったそうだ。彼は多分｢プリンス猫階段｣でさっきの餌を食べているだろう。我々もびしょ濡れだ。食べ終わった猫たちも我々がいつまでもそこにいると濡れながらも立ち去らない。新聞紙や猫たちの食べ残しを素早く片付けて去る。
空腹だったのでＭ浦さんの招待を受けてＭ浦邸でサンドイッチをご馳走になることにした。学院北側の公園でニャン太を探すが居ない。マンション会館のポーチには屋根があり、ここなら給餌するのにうってつけだと思ったら、ん？猫の鳴き声がする。ニャン太だ！うまい具合にその会館で雨を凌ぎながらＭ浦さんの給餌を待っていたのだ。
ニャン太は先日１週間ぶりに出て来たところを写真に撮ったがあの時は目が爛れてひどいご面相になっていた。今日は目も治ってきれいになっていた。そのうち挽回写真を撮ってあげなければ。
Ｍ浦邸を辞したのは午後１１時だった。我が家に戻りノワ−ルの容器を引き上げに行く。やはり少し残している。｢プリンス猫階段｣へも行ってみると車の下にはもうコロちゃんはおらず、２時間ほど前に置いた餌はきれいになくなっていた。多分｢新黒｣が食べたのだろう。
かくして長〜い「猫まみれの夜」は終った。
