つれづれ日記
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2002年05月17日(金) 捕獲器

昨日午後も妊婦猫を見かけたというJ先生は一刻も早くその猫を捕獲したがっている。捕獲器の到着を土曜日までとても待てそうにないので、今朝は9時に犬山動物病院に電話して「もし捕獲出来たら、妊婦猫を今日搬入するのは本当に、絶対に、不可能なのか???」と押してみた。すると院長は「助手がいないので困るのだが・・・どうしてもというのなら・・・」と私に押し切られてしまった格好になった。以前J先生が持ち込んだ出産間近の状態の悪い猫が手術後、死亡してしまったことがあり、J先生親子や生徒たちも悲歎にくれ、院長も勿論ショックだったらしく、今回もそういう可能性があることを承知しておいてほしいと念を押される。

とにもかくにも、今日捕獲できれば犬山動物病院に搬入できることが判明したので、M浦さんに電話を掛けてもらい、勇躍、諸岡動物病院へ捕獲器を借りに出かける。諸岡院長はシルバーヘアーの誠実そうな獣医さんだった。院長の信頼厚いM浦さんには二つ返事で貸してくれるのだ。彼女は風邪気味だというが、我が家へ来てもらい宅配寿司を取る。【茶月】の680円の握り寿司だ。十分においしい。

12時半にJ先生から電話がかかってきた。捕獲器を手にM浦さんと二人ですぐに学院に駆けつける。古くないシーツ(惜)と食料やトレイも持参する。妊婦猫はいなかったがゲンキが出て来た。花子も出て来たがゲンキに追いかけられて逃げてしまった。授業時間の迫っているJ先生に捕獲器を託して、そこで別れる。

従いてきたゲンキにだけカリカリを与える。他の猫は1匹も出て来ない。「長毛ミケ」の姿を求めて畑の方へも行ってみる。ミケどころか1匹もいない。栃木の農村出身のM浦さんは樹木や野菜の葉っぱをよく知っている。桑の実を見つけ、懐かしがってもぎ取り「すっぱ〜い!」と童心に返り歓声をあげている。

夜、J先生からメールが入り、今日は先生、妊婦猫を見かけなかったとのこと。従って捕獲は不成功。生徒が午前10時半頃、車の下に「太った」白黒猫がいるのを見かけたというが、何分午後は雨だったし現れない。

雨の日は、「プリンス猫階段」も「山手猫階段」もパスだ。屋根つきの安全な餌場があればなあ・・


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