++るうの独り言++
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2004年10月21日(木) 死ぬこと

舞鶴市の冠水した国道で水没した観光バス。
立ち往生してから9時間以上その屋根の上で命をつないだ乗客と運転手の37人。

無事全員救助されたと聞いてほっとする。
退職者の慰安旅行だったとか。60代70代の人々が、夜の寒さと雨の中に9時間もさらされてたのかと想像しただけでぞっとした。

うん。やっぱりこの年代はたくましいや。(笑)

いまホッと一安心して、そしたら無性に腹がたってきた。
いや、この人たちにでなくて。

集団でインターネットで求人して自殺した面々にさ。
その中に母親がいたってことにさ。

なんでも容易く手にいれてきた人々は
容易いだけに、努力して手に入れたわけでないから、それに対する執着も感情もなく。
それは命に対しても同じで。
命も物だと思ってる訳で。その辺で買える安っぽい物と同等だと思ってるわけで
しかも自分だけのものだと思ってるわけで。

・・・わたしは喉まででかかってるある言葉を押しとどめるのに必死だ。
その言葉を自分に返して考える材料とすればいいのだが、それでも怒りははみ出しそうになる。
うううう。だめ。言っちゃだめ!




◆昔の今日の記事
2003年10月21日(火) 物売り


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