シネマ日記
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2004年01月14日(水) 春の日は過ぎゆく

WOWOWにて鑑賞。
実は別のビデオでも観ようかとTVを付けたらちょうど始まっての数分後(^^;
もともといつか観たかった作品だったのでかまわず見入っちゃいました(爆)
(なので、オープニング部分は見逃しましたが・・)

韓国・香港・日本の合作となってるみたいだけど、
日本って部分は、エンディングの曲をかのユーミンが作曲してるってことですかしらね?(^^;

ラジオ局の仕事で音響技師のサンウとその局のプロデューサー兼DJなウンスが知り合う。
ウンスのほうが少し年上で、しかも彼女には離婚経験も。
サンウのほうは、素朴でいかにも純情で一途〜な感じのする青年で、
最初はなかなか熱々だった二人の関係も時とともに変化がおとずれ、
ウンスに別に恋人が現れ、一方的に別れを告げられるサンウ。
でも、なかなか彼女のことをふっ切れず、未練たっぷりにあとを追ったり
少々ストーカーチックなことも・・。

まぁ、最初に思ったことは、ウンスが青年より年上で、しかも離婚の経験もあり
その経験上、まだ若い熱い彼を多少重荷に思いながら、
自らサッサと別れることで、彼を思いやってのことなのかなぁ・・・っと思い、
なかば同棲(?)してるような彼の荷物を勝手にまとめて”出て行け”とばかりに
突き放してる様子にも、哀しみもあるかと思ったんだけど〜。
でも、思いっきり凹んだサンウのところに、まるで気まぐれのように何度も
現れるんだよね〜〜ウンス。
彼女とのことで思いっきり傷心サンウがカワイソウでカワイソウで・・・。
そりゃ、ウンス役のイ・ヨンエ嬢、たしかにシム・ウナや今どきはチェ・ジウあたりと同格な
清楚な美人には違いないんだけど〜。
これでウンスが実は不治の病におかされていて、自ら身を引いて・・・
などと言う韓国恋愛ドラマにありがちなシチュエーションでもあれば
また感想は違ってただろうけど・・・それは今回はありませんでした(爆)
サンウなユ・ジテ君だって、たしかに美形〜ってわけではないかもしれないけど、
韓国俳優ではトップレベルのハン・ソッキュを彷彿とするような味のある顔立ちだし長身だし、
何も、こんな身勝手な年上女性にそこまで振り回されなくても
じゅうぶんモテるはずだろう〜〜って感じで素敵なんだからねぇ(爆)
2度目に(図々しく?(爆))サンウのところに現れたウンスが
彼と腕を組もうとしたところを、黙ってサンウが拒絶したあたりは、
やっとこれでふっ切れたんだな〜〜っと安心したり。(^^;

なので、ウンスにあんまりイイ感情をもてなかったぶん、
年上の女性にイイようにもてあそばれて一途な若者が苦い失恋・・・って図に思えちゃったかも(^_^;)
実家では痴呆の進んだ徘徊する祖母を優しく気づかうサンウだったりしたから特にね〜。
その祖母は亡き夫との昔の記憶がそのままで
そして(たぶん若い頃の服を着て)家を出ていき亡くなるわけだけど、
彼は、そうゆう不変な愛を信じていたかったんだろうになぁ・・・っと、
やっぱり気の毒になりました。
ま、純情青年に、イイ経験を積ませてあげたってとこか?>ウンス(爆)
・・・ってちっともロマンチックな感想じゃないなぁ〜(^^;;;


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