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2005年06月01日(水)
98映画ノートから「恋愛小説家」

98.05.10  メルパ
「恋愛小説家」
ジェームズ・L・ブルックス監督・脚本マーク・アンドラス脚本
ジャック・ニコルソン/へレン・ハント/グレッグ・キニア/キューバ・グッディングJr/ジル

マンハッタンに暮らす独身の人気恋愛小説家・メルビン・ユードルは、ブルックリンにぜんそくもちの子供と母親とで暮らすシングルマザーのウエトレス・キャロルが気になって仕方ない。彼の毒舌はいつものことだ。彼は異常な潔癖症で、自分で自分のことを言うかのようにまず相手の悪いことだけをいう。そういう彼に向かって面と向かって愛情込めて注意したのがキャロルだ。彼はウエトレスが気に入った。恋愛感情が芽生えたとは思っていない。彼に必要なのはそのことを率直に認め言葉に出すことだったのだが…。

メルビンはとんでもない嫌なやつだ。本来なら80になって偏屈じいさんとして死んでいく人間だ。しかし60になる前にすばらしい人と結ばれ(そうになっ)たのは、彼が、小説家という知的階級だったからではないのか。彼には金があった。自分を分析する理性もあった。あとは自分を変えることだ…。「僕は薬が大嫌いなんだ。でも君にあってから薬をのみ出した。」「それがどうしてほめ言葉なの…」「僕は少しいい人間になりたくなった。」なかなか歴史に残る口説き文句ではある。「だれも君がすてきだということに気がついていない。でも僕は違う。君のすてきさに気がついている自分を、誇りに思っている。」こんな歯の浮くような科白も、時には必要なのだ。

《現在の感想》
映画でいくら口説きの名文句を知ったところで、実際に使えなければ意味がない。と、いうのが現在の感想です。

でも彼を変えるためには彼を変えるだけの「動機」が必要である。そういう意味では女も試されてはいるでしょう。

ところで今日は映画の日で、「サイドウェイ」を観た。男の主人公は、いい女を前にワインの薀蓄を延々と語るしか能のないだめ男である。さて男の運命やいかに……。「恥ずかしい」映画ではあった。

ところでこの「恋愛小説家」のニコルソンもずいぶん恥ずかしい。確かヘレン・ハントと主演賞のダブル受賞だったと思うが、それほど迫真の演技とは思えなかった。それよりかただ恥ずかしい。恥ずかしい思い出だけがある。
(なんのこっちゃ)今日はこれまで。