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2005年05月12日(木)
96演劇ノートから「華岡青洲の妻」

96/3/5 文化ホール
「華岡青洲の妻」  文学座
戌井一郎演出    有吉佐和子原作
於継 杉村春子  青洲 江守徹 加恵 平淑恵 小陸 山本郁子
青洲がいない三年間は加恵を猫かわいがりする於継が、帰ってきたとたん無視し始めるその転換は、さすが杉村春子存在感あり。
嫁姑の闘いで、嫁が失明しながら勝つのであるが、加恵は於継のことを「いい、賢い、美しいお母さんでした。」というのだ。
しかし、この嫁姑の戦いはここまで本格的なものは今はなかなか見ることはできないのかもしれない。

《現在の感想》
演劇とは一回こっきりの演技である。一人ひとりの演技で見せる作品で、見ごたえあった。特に、数年後に死ぬことになる杉村春子の演技を初めて生で見ることができて幸せだった。彼女の演技には「華」があった。
確か於継役は平淑恵が継いだはず。にくい配役だと思う。