日々あんだら
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2004年12月08日(水) 冬が来た。

冬が来た。

とうとうこの季節が来てしまった。


元々、夏生まれのくせに僕は冬が嫌いではない。
むしろ暑い夏には邪魔になる自前の肉襦袢(皮下脂肪とも言う)が最大限にその価値を発揮するのは寒い冬なのである。
クーラーをガンガンに効かせてもまだ汗をふきつつ過ごす夏よりも、上半身だけ着込んでコタツにもぐり込み、トイレ以外はそこから出ずに過ごす冬の方が好きなのだ。


ただ、何から何まで冬の方が好きというわけではもちろんなくて、その例外の1つがとうとうやってきた。

そう、唇のひび割れが始まったのである。


生まれてから28回目の冬を迎える現在、今までシモヤケやアカギレなんかは1度もなったことがないのだが、不思議と唇のひび割れだけは毎年起こる。しかも毎年上唇の中心からやや左、それが一冬中消えることなく続くのである。
ひどい時になると絶えずそのひび割れから出血し、口を開くと左前歯が血に染まっていたりする。
これは自分で鏡を見ても、本気でびっくりする。


今朝起きて顔を洗いに洗面所に行った時、それに気づいた。
上唇の中心やや左、なじみのいつもの場所に黒い小さな血の塊がついている。
どうやら寝てる間に出血し、それが乾いて固まったものらしい。
当然口を閉じている状態では出血するくらいのひび割れは発生しないので、
恐らく寝ている間に寝言か、それとも夢の中でなにかを食べたのか、
とにかく口を大きく開けるようなことがあったらしい。(笑)


ということで、今日は大口を開けずおとなしく1日を過ごした。
この冬に僕と会う人たちに言っておく。
来年の春まで僕は、「おちょぼ口で笑う」か「リップクリーム塗りすぎてテカテカした唇で笑う」か、である。

間違ってもいきなり不意打ちでわき腹をくすぐったりしてはならない。
僕が振り向いた時、あなたはスプラッタ映像を見ることになるだろう。


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