今日は夜空の底が明るくなって来た頃に家を出て、周りが寝静まった頃に帰って来た。数えられるほどの星しかない大阪の夜空を見上げながら坂を上る。「満天の星空」という表現がぴったりな、故郷の空を思う。自分のために泣いてくれる人がいることの意味を噛み締めながら。