| 2026年05月06日(水) |
高速道路とガードレール |
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磐越道で高校生を乗せたマイクロバスがクッションドラムに突っ込み、それからガードレールを巻き込んで大破するという事故が起きた。ブレーキ痕がなかったということでおそらく居眠り運転だろう。速度が出るくだり坂の緩い右カーブのところで突っ込んでしまったのである。
居眠り運転による事故は防ぎようがないわけで、それこそ「居眠りするな」ということなんだがそれも難しい。オレは高速道路を走っていて運転しながら眠ってるドライバーに遭遇したことが何度かある。蛇行運転していたり、オレの目の前でガードレールを擦ったりしていて恐怖を覚えたことがある。もちろんオレ自身も運転していて眠くなることはあるが、その時はちゃんと対処している。SAで休憩してコーヒーを飲むとか、シゲキックスを口に入れるとか、「眠眠打破」などの薬物を摂取するとかである。最近SAで「食べるコーヒー」というタブレットを手に入れた。とにかく絶対に居眠り運転にならないように心がけているのである。
高速道路上の危険物の一つがガードレールだが、基本的に高速道路では継ぎ目がないように設置されている。継ぎ目の部分はSAの出入り口とか、非常駐車帯とか、橋のところとかで観たことがあるがそれほど多くない。今回の磐越道の事故の場合、ガードレールがバスの中に突き刺さってるわけでそれがどれほど恐ろしいことであるかは誰だってわかるだろう。ただ横転するだけの事故ならシートベルトによってかなり危険は防げる。ところが車内にガードレールが突っ込んできた場合はこれをどうやって逃れたらいいのか。もう想像するだけでも恐怖しかない。
ベテランドライバーだから安全というわけでもない。20年30年というベテランドライバーで日頃「安全運転」で評判の方であっても、時に居眠り運転はするし渋滞の最後尾に突っ込む事故を起こす。超優良ドライバーのこのオレでさえも100%安全であるとは言えない。長距離を運転するときは常に細心の注意を払って運転するのだが、いつも「自分は同乗者の命を預かってる」ということは意識している。
ガードレールは危険物だが、道路からはみ出すのを防ぐためには必要だ。対面通行の高速道路ではセンターラインの代わりにワイヤーロープが張られている部分があるが、あれははみ出し防止に有効だと思う。ゴム製のポールしかない時はいつも恐怖である。
その昔、中央高速の恵那山トンネルが対面通行の時代があった。オレがまだ大学生だった頃だ。速度制限が60キロのこの長大トンネルは必ず眠くなるので、オレは大声で歌を歌いながら運転した。もしもそこで正面衝突をすれば確実に死ぬ。当時オレが所有していたいすずジェミニにはまだエアバッグはなかったと思う。何回か通過したその恵那山トンネルでもしも居眠り運転したら絶対に死んでいたはずである。
居眠り運転防止とガードレールの危険防止、これをどうやって両立させればいいのか。どうすればガードレールが車に突き刺さらないようにできるかということと、どうやって居眠り運転を防ぐかを国として真剣に議論すべきである。
レベル4くらいの自動運転がすべてのクルマに標準装備されればかなり居眠り事故は100%なくせる。しかし、それが可能になるのはオレが生きてる間は無理だろう。だからオレは認知機能が衰えたら免許を返納するつもりである。何歳まで運転できるかわからないが、今は運転できるという幸福を享受したい。大きな事故の報道に接する度にいつも思うのは、自分がそうした事故に巻き込まれていないのは僥倖に過ぎないという思いである。
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