| 2026年04月20日(月) |
コナンはいつ終わるのか |
携帯用URL
|  |
|
オレは今年も4月11日に劇場版の名探偵コナンを映画館で視た。これはオレにとって毎年春の定番のイベントになっているのだが、最初の三日間での興行収入が過去最高ということだから最終的には150億円を軽く超えるだろう。
歴代コナン映画興行収入ランキング(TOP10)というのがあったので引用しよう。
1 100万ドルの五稜星(2024):158億円
2 隻眼の残像(2025):147.4億円
3 黒鉄の魚影(2023):138.8億円
4 ハロウィンの花嫁(2022):97.8億円
5 紺青の拳(2019):93.7億円
6 ゼロの執行人(2018):91.8億円
7 緋色の弾丸(2021):76.5億円
8 純黒の悪夢(2016):63.3億円
9 から紅の恋歌(2017):68.9億円
10 業火の向日葵(2015):44.8億円
このように年々興行収入はほぼ右肩上がりで上昇しているのである。しかし、いつまでも作者の青山剛昌さんが書き続けられるわけでもない。しかしこれだけの人気シリーズを終わらせるわけにもおかない。
世の中には作者が死んでも終わらないような作品がある。たとえば『ゴルゴ13』などがそうである。『ドラえもん』の映画も作り続けられている。青山剛昌さんが高齢で執筆に耐えられなくなっても、まわりがナントカするのかも知れない。そして極端な話、今のような一作完結の話なら永遠に作り続けることも可能である。
今年の夏には『キングダム』の映画も上映される。こちらも原作のコミックはヤンジャンに連載中である。オレが生きてる間に完結するのかどうかわからない。オレは『キングダム』を読むためだけにスマホにヤンジャンのアプリを入れている。一本120円で読めるので雑誌を買うよりもはるかに安い。
コナンくんはは最終的に工藤新一に戻れるのか。黒の組織を壊滅させられるのか。そしてコナンくんと結ばれるのは誰か。蘭ちゃんなのか、灰原哀なのか、そこを青山剛昌さんはどのように考えておられるのか。すでに最終完成形に関しては用意してあるのか。そんなことをオレはあれこれと考えるのだ。
人気シリーズを終わらせる時には大きな抵抗が起きる。赤塚不二夫がもう書けなくなっても『天才バカボン』は編集者のおかげで続いていたという。作者が休載してしまっていつ続きが書かれるのかわからないということもある。
もしも『名探偵コナン』が終わってしまったら、それでメシを食っているアニメーターや周辺の人たちにとっては大打撃なのである。映画館の存亡に関わる問題でもある。多くのシネコンが収益を上げられるのは、確実に儲かるこのようなコンテンツの存在があるからだ。映画産業そのものは縮小している。一部の作品による寡占化が進む一方で、多くの作品は商売にならないし、自主製作映画や芸術性を追求した映画というのはある意味映画監督の道楽でしかないのである。
オレは先日、十三のシアターセブンで浜野佐知監督の『金子文子〜何が私をこうさせたか』を観てきて衝撃を受けた。しかしこの作品が多くの人の目に止まることはない。ネトウヨの人たちは絶対に観ないし、観に行ったことを理由にオレはいつものように「サヨク」「アカ」「共産党の支持者」と人から思われるだけである。
今や多くの人がネトフリのようなサブスクで映画を観るようになって、観ることへのハードルは下がったが同時に映画に使われるゼニも減った。オレはちゃんと映画にはゼニを使いたい。ゼニを払って映画館で観ることはその映画を作った方への敬意であり、感謝であるとオレは思うからである。いろんな割引を使えばたかだか1100円〜1300円ほどで映画を観ることができる。もっと映画館に足を運んでもらいたいし、その行動が『名探偵コナンシリーズ』がいつまでも続くことにつながるとオレは思うのである。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記