江草 乗の言いたい放題
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2013年11月09日(土) 落書きをする馬鹿をどうすればいいのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 交通量の少ない道路の側壁とか、つぶれて久しい店のシャッターにセンスのない落書きをする馬鹿がいる。その落書きの図柄は驚くほど似ていて、ようするにその馬鹿たちにはそういう絵が好まれてるというのがよくわかるのだが、どうも彼らはその下手くそないたずら書きを世間に誇示したいようである。それが地下鉄車両への落書きというこのような迷惑行動につながってるのだ。産経新聞の記事を引用しよう。

消去に1回70万円も 電車落書きに頭抱えるJR西、大阪市交通局 2013.11.8 11:15 westセレクト]
 大阪市内で今年5月以降、電車への落書きが計5件相次いでいる。JR西日本と市営地下鉄の車両保管施設が狙われており、同一犯による夜間の犯行とみられる。JRなどは巡回を強化したり、防護フェンスに有刺鉄線を取り付けたり対策を講じているものの効果はなく、電車に自由にいたずらされる状況を危惧する声も。府警は対策の強化を要請しているが、抜本策は見えていない。
 5件目の落書きは今月2日、鶴見区浜の市交通局鶴見検車場で見つかった。午前6時20分ごろ、車両に幅約5・6メートル、高さ約1・5メートルにわたり、水色などで「SohaR」「2013」などとスプレー塗料で書かれているのを職員が発見、府警鶴見署に通報した。
 5〜10月には、市交通局森之宮検車場(城東区)と西側に隣接するJR西日本吹田総合車両所森ノ宮支所でもアルファベットなどの落書きが計4件発生。いずれの落書きにもメッセージ性は見受けられないが、特徴が似ていることから、府警は同一犯とみて器物損壊容疑で捜査している。
 鶴見検車場で見つかった落書きは、市交通局職員6人が薬剤を使い、約2時間かけて消した。費用は材料費や人件費など毎回約40〜70万円。車両のやりくりに支障が出る可能性があり、市交通局の担当者は「自己表現なのだと思うが、いい迷惑だ」と憤る。
こうした状況を受け、JR西と市交通局は終業後の巡回を増やしたり、防護フェンスに有刺鉄線を付けるなど対策を強化しているが、犯人は敷地内に忍び込んでは数時間かけて落書きするという犯行を繰り返している。
 地下にある鶴見検車場は外部から目につきにくい一方、森之宮検車場と同支所周辺には誰でも近づける。人通りもほとんどなく、夜間はほぼ真っ暗。同検車場は有刺鉄線を張った高さ約2・5メートルのフェンスで四方を囲むが、同支所には有刺鉄線のない低い塀もある。照明の当たらない敷地内部にいったん入ると、人影を見つけることすら困難になるという。
 城東署幹部は「警察官も限られた人数でパトロールしており、JR西と交通局の対策が不可欠。有効なのは防犯カメラで、犯人の姿が映れば捜査の有力な手がかりになる」と話す。しかし、防犯カメラは1台で約30万円近くかかるといい、広大な敷地をくまなく監視するには数十台必要になり、多額な費用がかかる。
 市交通局は「まずはいかに入られないようにするかが重要。防犯カメラも増やすが、有刺鉄線の高さを上げたり、フェンスを丈夫なものにしたい」、JR西は「事件後に防犯カメラを増設した。警備員の巡回を増やすなど最大限の対策をする」としている。
公共交通の安全に詳しい関西大の安部誠治教授(公益事業論)は「電車は乗客の命を預かる公共物なのに、施設内に自由に侵入できるのは問題だ。最悪の場合、車両にいたずらされ、事故につながりかねない」と指摘している。


 オレはこの記事を読んで唖然としたのだが、なんと地下鉄の車両基地は夜間は全く無人になり、しかもきちっとした監視もされてないということである。数時間かかる落書きをされていたということだからいかに警備が甘いかがわかる。もしも時限装置付きの爆発物を仕掛けられたらどうするのか。無差別テロなんてたまに刃物持って暴れるヤツがいる程度で、いかに日本が平和であるかということだが、これではあまりにも無防備すぎるのである。

 防犯カメラを設置するのに一台30万ということだが、これはあまりにもぼったくり価格である。そんなことよりも侵入者があればセンサーが感知して知らせてくれるようにすればいい。異常があれば警備員がそこに急行すればいいのである。セコムに加入すればいいじゃないかとオレは単純に思ってしまうのだ。なんでそんな最低限の警備費をケチるのか。

 人間が来ればセンサーが感知して点灯するLEDライトなんて、500円くらいで販売されている。そんなのを設置するだけで侵入者はビビって逃げるだろう。全体を見渡せる位置にWEBカメラを設置し、感知式のLEDライトをわからない場所に30個くらいつければ侵入者は避けることは不可能だ。その程度の安上がりな方法で侵入者対策はできてしまうのである。なんでそんなことを思いつかないのかとオレは大阪市交通局の無策ぶりにあきれるのである。あんたたちの組織にはちょっとでも頭の回るヤツはいないのか。

 セキュリティを強化する方法は他にもいくらでもある。コンビニなんかに設置されてる24時間撮影しながら監視するような防犯カメラは始終人が通過する場所だから意味があるのであり、ほぼ無人の施設監視用にゼニをかけて設置する方がばかげてるのである。費用対効果ということから勉強しなおせよ。

 さて、馬鹿を検挙する方法だがこういうやり方もある。こういう連中は脱法ハーブやドラッグをやっていたり、大麻をやっていたりという可能性が高い。きっとアメリカ村あたりで「地下鉄に落書きしてやったよ」と自慢話してる馬鹿がどこかにいるはずである。情報提供求むという告知と、報奨金50万円でも提示してやればすぐに情報は集まるだろう。どうせそんな連中はドラッグ買うゼニ欲しさにひったくりや万引きなど日常的にやってる奴らだから、仲間を裏切って50万もらおうとするヤツはすぐに出てくる。女の取り合いとかでわざと仲間を陥れようとするヤツもいるだろう。だから犯人情報はすぐに寄せられるだろう。ただガセネタもきっとまじるだろうから検証は欠かせないわけだが。

 それにしてもこの落書き野郎どもは情けない馬鹿たちである。おまえらが国会議事堂とか山口組本部とかに落書きしに行くのならまだその命知らずの勇気を称えてやりたいが、無人の地下鉄車両基地に忍び込んで下手くそないたずら書きで車両を汚してなんて迷惑なんだ。もしも逮捕できれば、落書き消しにかかった費用は必ずこの連中から払わせるべきだ。ゼニがないなら刑務所に何年でもぶちこんでやれよと思うのである。


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