江草 乗の言いたい放題
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2013年04月20日(土) テロリストはいったい何がしたいのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 この世でもっとも理不尽な死とは、無差別テロの犠牲者となることである。アメリカでは時折こうした事件が起きる。学校で銃を乱射して数十人を殺したりする事件である。もちろんそうした事件を起こす加害者に共通するのは、社会に自分が受けいられていないという疎外感であったり、人格障害的な傾向であったりするわけだが、そんなことは犠牲者には何の関係もない。

 もしもオレがこうした無差別テロで自分の家族や大切な友人を失ったらどう思うだろうか。加害者からすれば自分が殺した相手に対しては何の恨みもないわけで、その行為に対して反省の気持ちもなければ死者に対する弔意もない。そういうクソみたいな加害者に対してオレが抱くのはただ強烈な憎悪の感情だけである。

 ボストンマラソンで起きた爆弾テロの犯人の一人が射殺された。読売新聞の記事を引用しよう。 

テロ容疑者死亡1人逃走…チェチェン出身兄弟か
【ボストン=加藤賢治】米北東部マサチューセッツ州ボストンで15日起きた、ボストンマラソンを狙った爆弾テロ事件で、警察当局は19日未明(日本時間同日午後)、ボストン近郊で容疑者2人を見つけ、銃撃戦の末に1人を拘束したと発表した。
 拘束された容疑者は搬送先の病院で死亡。残る1人は逃走し、警察が行方を追っている。
 州警察幹部は19日朝、記者団に対し、「2人の男は、爆弾事件の犯人と同一人物だと確信している」と語った。地元警察は、逃走犯の身元について、ボストン近郊ケンブリッジ在住のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)だと発表。AP通信によると、死亡したのは同容疑者の兄(26)だという。
 CNNテレビによると、2人はロシア南部のチェチェン共和国から家族で第三国を経て米国に移住したという。兄は技師を目指して大学に通っていたが、知り合いのカメラマンのウェブサイトで「アメリカ人の友人が一人もいない。彼らのことが理解できない」などと心境を明かしていた。
 州警察によると、ジョハル・ツァルナエフ容疑者は、連邦捜査局(FBI)が18日に防犯カメラ映像などを公開した爆弾テロの容疑者2人のうち、2発目の爆弾を置いたとみられる白い帽子の容疑者と顔の特徴が酷似。2人は18日夜、ボストン近郊のコンビニ店で強盗事件を起こし、地元警察が店内の防犯カメラから逃走中の男の写真を入手した。
 2人はその後、ボストン近郊のマサチューセッツ工科大(MIT)の構内で男性警備員を射殺。車を奪って逃走し、MITの西約6・5キロ・メートルにあるウォータータウンの住宅街で警官隊と銃撃戦になった。2人は車から複数の爆発物を投げつけたという。警官1人が撃たれ重傷となったという。
(2013年4月20日02時00分 読売新聞)


 このチェチェン出身の兄弟にオレは言いたい。 「おまえらいったい何がしたいんや?」と。もしもおまえらの出身のチェチェン人として何か行動したいのならば、殺す相手はボストンの市民ではなくて、プーチン大統領だろう。ロシアに行って大統領の命を狙って爆弾を仕掛けるべきだろう。そういう政治的行動ならば、オレは支持はしないが一定の理解はできる。チェチェン共和国がロシアから受けた仕打ちを思えば、テロという形の報復以外に市民は強大なロシアに立ち向かう手段はない。もちろんその場合の標的はプーチンだけであり、それ以外の市民に対しての暴力は決して肯定されないわけだが。

 しかし、ボストンの一般市民に対する無差別テロのどこに大義があるのか。ただの愉快犯であり、ただの虐殺である。おまえら犯人兄弟のやったことは、大勢の人がいる道でうんこをしてその便をつかんでまきちらした迷惑行為の延長線上にしかない。うんこのかわりに殺傷力のある爆弾の破片をまいただけじゃないか。このうんこ野郎め。

 逃走中のもう一人のうんこ野郎もいずれ逮捕されるだろう。その時にアメリカはこのうんこ野郎にいったいどんな罰を与えるのだろうか。ただ死刑や終身刑にしてそれで終了なのだろうか。道ばたに鎖でつないでさらしものにして、通行人が自由に攻撃できるようにするのがもっともいいとオレは思うのである。自由に爆竹をぶつけられるようにするとか、自由に死なない程度の大きさの石をぶつけられるようにするとかである。

 テロ事件の実行犯は「死刑になる」ことを前提に行動をおこしている。それは日本で起きる無差別テロも同様である。だったらその実行犯には、「死刑」のような軽い罰ではなくて、もっと屈辱的で長期にわたる非人道的な罰を与えるしかないのである。オレの主張は暴論かも知れない。しかしオレの主張の根底にあるのは、意味もなくかけがえのない人命を奪うクソ野郎に対する強い怒りただそれだけである。


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