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2011年09月10日(土) 地下鉄運転士は覚醒剤でGO!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 大阪市交通局はかなり給料がいいらしい。赤字体質だったのは地下鉄の運転士もバスの運転手もかなり年俸が高いからだと聞いたことがある。だからというわけではないだろうが、その給料を覚醒剤の購入に充てるのはどうかとも思うのである。
 読売新聞の記事を引用しよう。

大阪市営地下鉄運転士、覚醒剤・大麻の陽性反応
 大阪市交通局は9日、市営地下鉄・市バスの全乗務員(2837人)を対象にした薬物検査で、いずれも御堂筋線に乗務し、中百舌鳥乗務所(堺市)所属の男性運転士(40)から覚醒剤、別の男性運転士(38)から大麻の陽性反応が検出された、と発表した。
 8月に市バス運転手が覚醒剤を使用したとして逮捕・起訴された事件を受け、抜き打ち検査していた。2人は使用を否定しているが、市交通局は「検査の信頼性は高い」として懲戒処分とする方針。
 市交通局によると、8月17日〜26日に地下鉄乗務員(1588人)から、同12日〜24日に市バス乗務員(1249人)から職場で採尿し、民間検査機関に分析を依頼。地下鉄運転士2人について薬物反応の報告があった。2人から採尿したのは8月17日で、いずれも乗務日だった。
 市交通局の事情聴取に、覚醒剤反応があった運転士は「身に覚えがない」と否定したが、府警に出頭させた。府警で改めて実施した尿検査では陰性だったという。大麻反応があった運転士は当初使用を認めたが、「副流煙を吸った」と説明を変え、使用を否定。大麻取締法には「使用」を罰する規定がないため、府警に出頭させていないという。
(2011年9月9日22時01分 読売新聞)


 乗客の命を預かる電車やバスのような公共交通機関の運転士が飲酒運転とかするのは言語道断だが、覚醒剤運転というのは飲酒よりももっと悪質である。こんなのは即座に懲戒免職にすべきだろう。

 地下鉄の1588人の乗務員のうち、2人に薬物反応があったということだが、この検査の精度はどうなのだろうか。大阪府警が実施した尿検査では陰性ということだが、時間が経過していると尿検査では出ないといのは酒井法子がしばらく逃亡して陰性になるのを待って逮捕されたように、使ってから2週間以上たっていれば陰性になるのだろう。問題は乗務している8月17日に覚醒剤を使用していたという事実である。

 大麻反応があった運転士もなかなか往生際の悪い男である。「副流煙」を吸ったということだが、だったらその煙の主を連れてきて「こいつが大麻やってました!」と言えばいいだろう。もっともそうして元締めや売人をチクるような客は、後で見せしめのために消される可能性もあるのだ。覚醒剤の捜査が難航するには、日本人の律儀さ故である。司法取引というルールがない日本では、犯罪組織を壊滅に追い込めるような重大な情報を胸にしまい込んで最後まで口を割らないで罪に服する者も多いのである。

 市民に深く蔓延している覚醒剤をなくすには、厳罰化と情報提供者への司法取引というアメとムチを使い分けるしかないと思っている。入手元を白状すれば懲役刑で済むが、正直に言わなかったら死刑でもいいとオレは思うのだ。それくらいの差をつけないと情報は集まらないのである。もっとも犯罪組織の側からすれば裏切り者は許せないだろから、死刑は免れてもあとでヤクザに殺されるかも知れない。もっともオレはそういう形で犠牲になったヤツには全く同情しないのだが。


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