江草 乗の言いたい放題
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2009年08月15日(土) 8月15日に思うこと        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 軍備とは何のために必要なのだろうか。攻撃されたときに報復するために必要なものなのだろうか。報復というのは自国の国民を殺された仕返しに相手国の国民を殺すことなのか。個人間の報復の概念を国家間に適用することが果たして正しいのか。そもそも国と国がそうして対立し、攻撃しあうとはどういうことなのか。そんなことを思いながら、オレは戦争を特集するテレビ番組を見ていた。

 実際に戦場を体験された方々もどんどん高齢になっていき、いずれ直接体験者はいなくなってしまうだろう。語られた体験はDVDの映像となって残るが、肉声を伝える術はなくなる。そしていずれは太平洋戦争の歴史もまた単なる歴史の事実として、人類の歴史という膨大な過去に埋もれてしまうのだろう。

 戦争が始まったとき、ほとんどの国民は「必ず勝つ」と思っていたという。日清・日露の両戦争で勝利したことや、危なくなったら必ず神風が吹くという思い込みに支配されていたのである。現代と違って情報伝達手段も限られ、また国家によって統制された情報しか入手できない状況では国民が当時の国際情勢を客観的に理解することなど極めて困難だっただろう。

 1940年(昭和15年)の2月2日、帝国議会の衆議院で兵庫県選出の議員であった斎藤隆夫が日中戦争に対する根本的な疑問を批判を提起した。いわゆる「反軍演説」である。しかし、斎藤隆夫はこの演説をしたために懲罰動議を出され、3月7日の本会議で除名の可否が投票され、除名に賛成する者多数ということで衆議院議員を除名されている。このときすでに議会は国民寄りではなく軍部の言いなりだったのである。もしも彼が議員を除名されず、そして彼の反軍演説の主張に賛同する者が多数派となっていれば、日本は太平洋戦争に突入しなかったかも知れない。

 斎藤隆夫の除名の可否を問う投票は。賛成296、空票144、棄権121、欠席23、反対7であった。賛成ではなくあえて空票を投じたり棄権したことがせめてもの議員としての良心だったのだろうか。それらをすべて合計しても過半数にはぎりぎり届かないのだが。反対票を投じた7名の中には、後に総理大臣に就任した芦田均の名が見える。
 斎藤隆夫は除名された後、次の漢詩を詠んだという。

吾言即是万人声 (吾が言は、即ち是れ万人の声)
褒貶毀誉委世評 (褒貶毀誉〈ほうへんきよ〉は、世評に委す)
請看百年青史上 (請う百年青史の上を看ることを)
正邪曲直自分明 (正邪曲直、自ずから分明)


 あの戦争の悲惨さを知る我々は、斎藤隆夫が反軍演説をしたことの価値を理解することができる。しかし、あの時代にそうした主張を行うことはそれこそ命がけの覚悟が必要だっただろう。いつ逮捕されて小林多喜二のように拷問の末に虐殺されるかわからないのである。今口先だけの平和を叫ぶ連中よりもはるかに重みがあるとオレは思っている。そして議員を除名された斎藤隆夫が、昭和17年に行われた総選挙で軍部の選挙妨害にも負けずに兵庫5区の最高点で当選を果たして返り咲いたことも忘れてはならない。

 反戦平和を語ることと、実際に行動に移すことは違う。敗戦国であり被爆国である我々日本人が国際社会でどんな役割を果たすべきなのか。アメリカの軍事力による支配に組み込まれ、その同盟国として協力させられてる今の状況が果たしてよきことなのか。オレは改めて政権政党に問いたいのである。民主党の鳩山代表が目先の選挙の勝利だけを考えてこの問題をスルーしてしまったことが残念でならないのだ。

 オバマ大統領がやろうというポーズだけ見せている(実際は何もしないと思うが)核軍縮・核廃絶は本来は日本の国是ではなかったのか。「核兵器を持たず、作らず、持ち込まさず」というルールを実質反故にしていた密約が存在したことに対してなぜもっと国民は怒らないのか。核兵器を搭載した艦船が日本に寄港できないということになれば、アメリカの太平洋地域に於ける基地配備は根本的な見直しが必要となっただろう。


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