江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草こだわりの店  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。ランキングであの日本一の「きっこのブログ」を超えることが目標です。スポンサーサイトへの訪問、投げ銭がわりのお買い物、掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。江草乗応援プロジェクト←江草ファンなら一日一回開きましょう。 秘密の京都世界戦略室インク激安屋もぜひよろしく!

2009年05月31日(日) オレは10ヶ月前にジョイント倒産を予言した!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

どうかお読みになる前に投票ありがとうございます。←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m 


  2008年7月30日のはてなダイアリー日記に、オレは新興不動産のジョイントコーポレーションが危険な状況にあることを書いた。ところが倒産秒読みの9月になって突如オリックスが100億円出して救済するという話が出てきて、ジョイント株は暴騰し(オリックスが仕掛けた 株価操作の疑惑をオレは当時書いたのだが)、その後、株価はオリックスの提示したTOB価格の131円付近まで下がった後、最近の不動産株全体の上昇相場に便乗して値上がりしていたのである。5月29日(金)の終値は213(+4)円だった。まさかその直後にこんなニュースが飛び込んでくるとは誰が思っただろうか。

マンションのジョイント社更生法申請 負債1476億円 2009年5月29日21時21分
 マンション分譲大手のジョイント・コーポレーション(東京、東証1部)は29日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、受理されたと発表した。負債総額は1476億円。業績拡大に寄与した不動産流動化部門が、深刻な不動産不況で足を引っ張り、資金繰りが急速に悪化した。
 ジョイント・コーポレーションは86年に設立され、首都圏を中心に「アデニウム」ブランドでマンション分譲を展開。08年3月期の営業利益は過去最高の275億円に達した。
 だが、不動産市況の悪化で、流動化部門の売上高が急減したほか、マンション販売も低迷。08年9月にはオリックスから100億円の支援を受け再建を目指したが、行き詰まった。


 少なくとも昨年9月以降、ジョイント株を買った個人投資家は「オリックスがバックについてるから安心だ」と思っていたはずである。大京のようにオリックス傘下で再建に成功した(とはまだ判断できないが)マンション屋もある。ジョイントもそうして再建するものだと判断していた投資家も多かったのである。それが最近の株価上昇につながっていたのだ。

  ジョイントのヤフー掲示板を見に行くと、「継続企業の疑義が出ていないのにいきなり倒産はおかしい」「株主代表訴訟を起こそう」などとの書き込みがあった。甘いよ。昨年8月にアーバンコーポレーションが倒産した。それ以降も創建ホームズ、日本綜合地所、パシフィックホールディングスなどの不動産大手の倒産が相次いだ。状況は何一つ好転してなんかいないのだ。体力に余裕のある財閥系の不動産は値崩れを恐れてたいして値引きもせずにまだ頑張ってるが、手元資金が枯渇した上に融資も受けられない新興不動産は値下げして投げ売りするか、まとめて買ってくれる業者に転売するしかない。それはアウトレット物件として出回ってさらに全体の価格を引き下げる。今、マンション市場はこの暴落スパイラルの中にあるのだ。

 政府が値下がりを食い止めようとしても買い手がいないのだから仕方ないのである。少子化と結婚する人の減少で今後需要が冷え込むのはわかっていたのに、駆け込みで建てまくったから売れ残りの物件は溢れかえっている。そしてこの景気悪化が直撃したのだ。そんな時期に焦ってマンションを購入する必要はないのである。1年でも2年でも引っ張れるだけ引っ張って、タダ同然に値下がりしたものを買えばいいのだ。買い手の無くなったリゾートマンションの多くが「管理費払ってくれるならタダで住んでもらってもいいです」という状態になってるのである。熱海や越後湯沢に行けばゴーストタウン状態になってるのである。

 さて、昨年9月の救済決定から8ヶ月の間、オリックスは何をしていたのだろうか。オレの憶測だが、ジョイントの優良資産をどんどん取り込んでたのではないだろうか。かんぽの宿問題でのオリックスの狡猾さを思えば、それくらいのことはやりかねないというのがオレの正直な感想である。もちろん検証したわけでもないし、証拠があるわけでもない。ただ、ジョイントが京都駅の南側に建設中の大規模商業施設「VINOWA」や、熱海のつるやホテル跡地に建てている「アデニウム熱海グランドタワー」がオリックスの所有物件になっていればオレの憶測が当たったということになる。ジョイントの物件がオリックスや大京に所有権が移転されている場合、気になるのはその譲渡価格なのである。二束三文で資産を移転させておき、借金は銀行に回すという悪辣なことを行っている可能性があるからだ。計画倒産、いや詐欺倒産の可能性である。

 5月30日の琉球新報には次のような記事が出ている。

ジョイント・コーポ破たん 宜野湾2ホテル計画白紙2009年5月30日
 東京証券取引所一部上場で、不動産開発会社ジョイント・コーポレーションは29日、東京地裁に会社更生法の適用を申請したと発表した。負債総額は子会社1社を含めて1680億円。
 ジョイント・コーポレーションによると、オフィスビルなどを転売する不動産流動化事業が、米サブプライム住宅ローン問題以降の金融不安と不動産市況の低迷を受け悪化した。一方、「アデニウム」ブランドで展開するマンション分譲事業は順調だったという。
 ジョイントは、オリックスグループから約100億円の資本参加を受けて事業の立て直しを目指していたが、資金繰りが悪化。東海林義信社長は「今後3カ月間で500億円程度の支払い資金が必要だったが、金融機関などから支援を得るのが困難となった」と説明した。
 ジョイントは、宜野湾市に建設中のジノンハウスホテル沖縄(12階建て、客室数177)の開業を7月1日に予定していた。隣接する西海岸都市機能用地第一街区には子会社のジョイント・ホスピタリティ(東京、山下孝二社長)が、日本スターウッドホテル(東京、ロタ・ペール社長)などと共に「シェラトン沖縄宜野湾ホテル(仮称)」の開発を決めていたが、共に白紙となった。
 ジノンハウスは完成間近で、建設業者からの引き渡しはまだだった。2ホテル計画を含む同社の財産は、保全管理人の管理の下で譲渡先を探すことになる。
 ジョイント・コーポレーションは「ジノンハウスを開業できるかどうか未定。(シェラトン建設予定の)土地をどうするかも未定の状態だ。保全管理人の決定を待つしかない」と話した。
 ジノンハウスホテル沖縄の運営を受託しているグリーンホスピタリティーマネジメント(東京、中舘亨社長)は「予約客もおり、取引業者を含めてできるだけ迷惑が掛からないよう対応したい」としている。
 「シェラトン沖縄宜野湾ホテル(仮称)」は245室で320平方メートルの宴会場、レストラン、レクリエーション施設、266台収容可能な駐車場などを備える予定だった。


 このジノンハウスというホテルは7月1日開業予定ということだからもう完成していて夏休みの旅行者の予約も入ってるわけで、むりやりに開業するのかどうかちょっと気になるところである。オリックスの傘下にはホテルグループもあるのでそっちが引き受ければいいじゃないかと思うが、そもそもこのホテルは見込みがあるのか。オレは沖縄の事情にはそんなに詳しくないのだが、ホテルを新規開業したらじゃんじゃん客が来て儲かる・・・なんて時代はとっくに終わってると思うのだ。既存のホテルの間で生き残りのための激しい競争が展開されてる中で、新規開業のホテルが客を奪えるとは思えないのである。

 昨年9月にオリックス関係者はジョイント株のインサイダー取引で数十億の濡れ手に粟の利益を得ているはずである。オレはその疑惑についてこの日記で書いたが、全マスコミはその問題を完全スルーした。当時アクセス数1万程度だったオレの日記の読者以外にこの問題は知られることもなく、当然証券取引委員会が動くこともなかった。連中はたかだか数百万程度の小者のインサイダー取引を検挙してはいかにも仕事をしているかのようなフリをしていた。

 株式市場は政府公認イカサマ賭博の鉄火場だとオレは思っている。個人投資家のゼニを巻き上げるために存在するイカサマ賭博である。そこで生き残るためには、イカサマが行われてることを前提にしてすべての情報を処理し、上手に立ち回るしかないのだ。新型インフルエンザが流行してマスクが店頭から消えたとき、ダイワボウやシキボウといったマスク関連株は暴騰してストップ高となった。しかし、東証はすぐにこれらの株を空売り禁止の対象にした。なぜか?その後暴落することがわかってる株を個人投資家に空売りさせないためである。上昇を信じて買った個人投資家の中には、パンデミックを期待していた不謹慎な方も居たかも知れない。しかし、流行の沈静化と共にダイワボウやシキボウの株価も暴落した。そこで空売りできるのは借り株が可能な機関投資家や、証券会社だけであった。これがイカサマでなくていったい何なのか。

 ジョイント株を買って虎の子の資産を無くした個人投資家は、株式市場がイカサマであるという仕組みの前に敗れ去ったのである。価値のないものに、いかにも価値があるかのような幻想を与えてゼニを出させる、それが株式投資というもののの本質なのだ。投資家というのは常に共同幻想の所有者に過ぎないのである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。←1位を目指しています! m(_ _)m      週刊アクセス庵もよろしく。   投票博物館


My追加

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP HP・教師EXAの秘密の部屋 お金儲けの情報満載 江草とeichanの株式問答掲示板 こだわりのマウス専門店、マウスヲタク エンピツユニオン