江草 乗の言いたい放題
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2009年04月07日(火) 大阪にあった大麻製造工場        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 最近大麻が大流行である。特に流行の本場である大阪では神社でも「大麻」と呼ばれるものを販売してるくらいである。中村雅俊の長男も所持していたということで逮捕されたが、大学生だけではなくて高校生や中学生にも広がっているという。覚せい剤は北朝鮮から密輸されるものだと知られてるが、では大麻はどこで製造されているのか。その製造工場が大阪で摘発されたのでその記事を公開しよう。

3階建て丸ごと「大麻工場」、栽培容疑で逮捕 大阪 2009年4月6日21時14分
 店舗兼住宅を借り切って大麻草355株を栽培したとして、大阪府警は6日、兵庫県尼崎市立花町3丁目、無職佐藤雄二郎容疑者(27)を大麻取締法違反(営利目的栽培)の疑いで逮捕した、と発表した。「栽培はしたが営利目的ではなかった」と容疑を一部否認しているという。
 薬物対策課によると、佐藤容疑者は昨年10月16日、大阪市平野区瓜破1丁目、自営業中西猛貢容疑者(37)=1月に同法違反容疑で逮捕=らと共謀し、大阪市住之江区浜口東3丁目で大麻草を栽培した疑いが持たれている。順調に成長すれば355株は乾燥大麻約142キロ分(末端価格で約5億6800万円相当)にあたる。
 店舗兼住宅は鉄骨3階建てで、ワンフロア約70平方メートル。佐藤容疑者らは「従業員の寮にする」という名目で借り、1階を資材置き場、2階を「成長部屋」と「開花部屋」、3階を「乾燥部屋」として使用していたという。
 同課によると、開花部屋と成長部屋には、開花や成長を促す照明を天井に取り付け、1日12〜18時間照らし続けて室外同様に昼と夜の環境を人工的につくっていた。また、乾燥部屋では床一面に新聞紙を敷き、その上につみ取った大麻草を並べるなどして乾燥させていたという。
 佐藤容疑者らがつけていた業務日報などから、府警は少なくとも4〜5人が栽培にかかわっていたとみている。
 現場は集合住宅や商店が立ち並ぶ一角。近所の70代の夫婦は「昨年6月ごろに引っ越してきた直後は、部屋に赤い電球を複数つけていた。窓から赤い光が漏れて気持ち悪かった」と話す。その後、次々カーテンなどで窓をふさぎ、ベランダまで目隠しして明かりが漏れないようにしていたという。


 どうやらかなり本格的な工場だったようである。また「業務日報」をきちっとつけていたことから、この栽培がかなり周到に組織されたものであることがわかるのである。背後にはそれを売りさばく大がかりな組織が存在するのだろう。広域暴力団が関わっていて、こうして摘発された末端の者だけが逮捕され、その利益を享受していた連中までには捜査が及ばないのかも知れない。
 ただ、大麻に関しては覚せい剤をシノギにしている暴力団とは商売敵の関係であるということも週刊誌で読んだことがある。いずれにしてもそれが尋常じゃない価格につり上げられることで、ろくでもない連中にゼニが流れることは間違いない。

 「栽培はしたが営利目的ではない」という言い訳が笑わせる。趣味でこれほど大がかりな栽培施設を作ったのか。そんなわけがないだろう。

 もちろんオレは今までに大麻を吸引したこともなく、それがいかなるものであるかを知ることはできないのだが、ネット上でそれに関する記事を読むと、タバコよりも人体への害が少ないということを書いている方が居る。それは自分の好きな大麻を擁護するためのなのかそれとも事実なのか、それはわからないのだが、もしもタバコよりも害がないのならば、政府はこの流通を統制することで新たな税源を手に入れることができるのではないだろうか。

 ただ、これは大麻がタバコよりもマシなものであるということが大前提になるのだが。海外ではオランダのように合法化されてる国もあるし、ポール・マッカートニーのように常習者なので日本に来られない方もいる。

 仮に大麻の健康被害がほとんどないとしてもそれを規制する側の主張が「大麻は他の薬物への入り口になる」というゲートウェイ理論である。つまり大麻を常用するようになれば、もっと別の刺激を求めてコカインやヘロインといった薬物へステップアップしていくという考え方である。オレも実は基本的にその考え方に賛成だ。

 薬物によってしか陶酔を得られない人間というのはなんだか空しいと思うのである。この世には恋愛とか、趣味とか、ディベートとかいうふうにいろんな人を酔わせるものが存在するわけで、そういうものに出会えれば別に薬物に頼る必要はないのである。大麻にハマってる学生や若者に言いたいのである。そんなもので満足してるおまえたちはこれまでの人生でよほどろくなことがなかったのだろうと。熱中できるものにいつも出会っていて大麻なんかに興味を持つヒマなんてなかったオレはそう思うのである。


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