江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。

2008年05月19日(月) 西成には覚せい剤を売る屋台もあります!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。


 大阪の西成では、一見さんの客でも容易に覚せい剤を入手できるというのは昔からよく話題になる。このオレも風体が怪しいせいか、何度か覚せい剤を売りつけられそうになってびっくりしたことがあるが、それだけ客が多いのである。なぜそんな無法地帯を警察が放置してるのかと思ったが、たまにはこうして取り締まりをして「いちおう取り締まっています」というアリバイ作りをしてるようだ。でも現実にはほとんど野放し同然なのである。今でも密売人は道にたくさん立ってるし、オレが日本橋からの帰り道にクルマで通りかかると、密売人たちが指でサインを送ってくるのだ。うっかり目があったら大変なのでいつもオレは真正面だけを見て突っ走るのである。

 信号なんかで停まると密売人がクルマに近づいてくるからひたすら無視である。きっと密売人から見れば「あの赤いクルマのサングラスのおっさん、絶対客やで!」ということなんだろう。しかしオレは覚せい剤撲滅を叫ぶ正義の男である。そのオレを客と間違えてサインを送ってくるなんてとんでもないヤツらである。どうして警察はおとり捜査でこいつらを一網打尽にしないのか。オレみたいな感じの「いかにも客らしい」という風体の捜査員を投入すればいくらでも捕まえられるはずだ。

 さて、その覚せい剤密売人たちだが、なんと焼き芋屋台で覚せい剤を売っていたのである。しかもその屋台は肝心の焼き芋は売ってなかったのだ。どうしてもっと巧妙に偽装しないのだ。こいつらにはある意味プロ意識が欠けてるのである。しかし、偽装もせずに売っていたことからわかるように、やっぱり西成では公然と覚せい剤が売られているわけだ。警察がこれを放置してるのはやはりやる気がないからなんだろうか。あるいは暴力団とのなんらかの利害関係があって、そいつらを野放しにしないといけない密約が存在するのだろうか。覚せい剤を売ってる連中もクソだが、それを野放しにしていて平気な方もオレに言わせればクソである。読売新聞のWEBサイトから記事を引用しよう。

焼き芋屋台を装い覚せい剤密売、容疑の7人逮捕
 焼き芋の屋台を装い、覚せい剤を密売したとして、大阪府警薬物対策課と西成署は18日、大阪市西成区花園北、暴力団幹部中西真容疑者(47)ら男7人を覚せい剤取締法違反(営利目的共同譲渡)容疑で逮捕した。
 「味自慢」の看板を掲げながら、焼き芋は販売しておらず、覚せい剤で1日に約30万円の売り上げがあったという。府警は約8グラムを押収し、入手ルートなどの調べを進めている。
 発表によると、中西容疑者らは4月19日〜5月7日、同区萩之茶屋の小学校近くの路上に屋台を設け、男性客4人(逮捕)に5袋(計0・25グラム、2万5000円)を密売した疑い。
 屋台には、焼き芋のほか、トウモロコシやホットドッグの看板を掲げていたが、焼き釜などはなかった。付近住民から「売っているのを見たことがない」との通報を受けて、府警が捜査し、密売を確認した。(2008年5月18日21時00分 読売新聞)


 「焼き芋のほか、トウモロコシやホットドッグの看板を掲げながら焼き釜がない」というだけで十分に怪しいのである。付近住民が通報したので警察はやむなく動いたということだろうか。おそらく警察もその実態は知っていたはずである。

 西成には怪しいモノを売ってる場所が無数にある。非合法の無修正アダルトDVDが露天で売られていたり、海賊版のソフトや一枚1000円の映画のDVDが道ばたで売られていたりする。もちろんその無法ぶりがこの街の魅力の一つでもあるわけだが、仮にも真っ当な常識人を自称するオレがその状況を賛美や推奨するわけにもいかないわけだ。それらの商品を売ったり買ったりする行為はそれ自体が違法であり、海賊版のソフトを「知らずに買った」などという言い訳は通用しないだろう。アドビのイラストレーターが5000円で売られたりしてるわけで、そんなことは通常の安売りではあり得ないのである。

 この焼き芋屋台が覚せい剤をどんな良心的な価格で売っていたのかはわからない。しかし、そこで買っていた客が確実に存在する以上、その客は新たなルートを求めてまたこの街にやってくるのである。今や芸能人も、国会議員も、主婦も大学生も覚せい剤に汚染されているわけで、これを日本から撲滅することはきわめて困難なことであると思われる。しかし、その困難なことに立ち向かうことが警察の使命ではないのか。

 橋下知事は警察官の定員を減らそうとしている。それが大阪の治安にどう影響するのかわからない。しかし、最小の人員で最大の効果を上げる方法とは、おとり捜査でその流通ルートに切り込み、上流に位置する暴力団を壊滅させることではないのか。大阪を良くするにはどうすればいいのか。お役所内でプロジェクトチームを作ってやろうとしてることはどうせお役所的な発想から抜けられないはずだ。オレがこの日記で打ち出したいくつかの政策を実行すればどれも劇的な効果を上げられるモノばかりである。未成年喫煙者からの罰金制度は非行防止に劇的な効果を上げるだろうし、パチンコ屋を大阪から撲滅することは貧困防止に役立つはずである。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。←1位を目指しています! m(_ _)m 


My追加
江草乗の言いたい放題 - にほんブログ村

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP エンピツユニオン