江草 乗の言いたい放題
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2007年11月26日(月) あなたは走る凶器です        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 アメリカではクリスマス商戦がはじまりました。パソコン好きの恋人に贈るのはやはり高価なマウスがいいですね。恋人にはマウスを贈ろうのコーナーをぜひ一度ごらんになってください。今のお勧めはやはりロジクールのMX−Airですね。


 最近、認知症の老人の起こす高速逆走事故ばかりがやけに目につく。オレはこういう事故に自分が巻き込まれて死ぬことほどばかばかしいことはないと思っている。こんなことで死ぬことになったら悔しくてきっと幽霊になって化けて出るだろう。なんでこんな危険な人たちが免許を持ち、クルマに乗れるのか。クルマは走る凶器である。認知症のお年寄りが車を運転可能な状態にあるということがオレは信じられないのである。なぜ家族や周囲の人間は阻止しないのか。事故が起きて、罪もない人を巻き添えにして殺してしまってからでは遅いのである。立て続けに報道された3件の記事を引用したい。3件ともアサヒコムに掲載された記事である。
  
軽乗用車が山陽道逆走 乗用車と衝突、運転の男性死亡2007年11月20日12時47分
 20日午前7時20分ごろ、岡山市津寺の山陽自動車道下り線を逆走していた岡山市今在家、無職安東要さん(76)運転の軽乗用車が、同市内の会社員男性(58)運転の乗用車と正面衝突。安東さんは胸を強く打つなどして間もなく死亡した。乗用車の男性も軽傷。
 県警高速隊の調べでは、現場は岡山インターチェンジから西約7キロの地点。安東さんは岡山インターチェンジから山陽道に入り、西へ向かっていたが、途中でUターンしたらしく、逆走の原因などを調べている。
 この事故で、岡山インターチェンジ―岡山ジャンクション間の下り線が約2時間、通行止めになった。


認知症の男性、高速道路を逆走 7人が重軽傷 岡山2007年11月24日01時34分
 岡山県倉敷市矢部の山陽自動車道で22日午後8時50分ごろ、広島県福山市の会社役員男性(74)が運転する軽乗用車が上り線を逆走し、避けようとした兵庫県尼崎市の左官男性(24)運転のワゴン車が中央分離帯に衝突、横転した。ワゴン車の助手席に乗っていた男性1人が首を強く打って重傷、運転していた左官男性とほかの同乗者の計6人が頭や首などに軽傷を負った。軽乗用車はさらに逆走を続け、現場から約8キロ西の倉敷インターチェンジ(IC)を越えた地点でパトカーに止められた。
 岡山県警高速隊の調べでは、会社役員男性は認知症で、普段は同乗した家族の道案内を受けながら運転していたという。この日は1人で運転して自宅を出て福山市内の親族宅に立ち寄った後、行方が分からなくなっていた。親族からは警察に捜索願が出されていた。 会社役員男性は福山東ICから高速道路に入ったと見られ、事故前の午後8時37分ごろには鴨方IC―倉敷IC間の上り線を逆走する車の通報があった。同高速隊は会社役員男性がICか本線上でUターンするなどして逆走を繰り返したと見て調べている。本人から自動車運転過失傷害の疑いで事情を聴くほか、かかりつけの医師とも連絡をとって病状の確認を進める。
 横転したワゴン車には20代から40代の左官7人が乗っており、倉敷市内の工事現場から会社のある尼崎市内に帰る途中だったという。
 現場は岡山ジャンクション(JCT)から下り方面に約1.6キロの地点。この事故で、倉敷JCT―岡山JCT間の上り線が約3時間、通行止めになった。


北陸道を逆走、避けた車が中央分離帯に衝突2007年11月25日19時00分
 富山県立山町前沢の北陸道下り線で、24日午後6時過ぎ、富山市に住む自営業の男性(82)の乗用車が逆走した。避けようとした新潟県長岡市に住む会社員の男性(50)の乗用車が中央分離帯に衝突し、はずみで路肩のガードレールにもぶつかった。会社員は左足打撲で軽いけがをした。
 県警高速隊の調べでは、現場は富山IC―立山IC間の、立山ICから約1.4キロの地点。立山ICの料金所職員から「本線に逆走していく車を見た」という110番通報があり、高速隊員が現場からさらに約1.6キロ進んだ地点で、逆走した車を制止した。運転していた男性は通行券を持っておらず、どこから逆走したかなどについて「おぼえていない」と話しているという。


 高速道路で逆走車が発生した場合、何よりも大切なのは他のドライバーの安全確保である。そのためにはオレは逆走車を強制的に止める仕組みがあってもいいと思っている。巨大なバリアが突如出現して、衝突させて止めるなんて仕組みもありだと思うのだ。もちろんそれに激突する逆走車の衝撃はかなりのものになるだろう。しかし、それで死亡したとしても少なくとも高速道路の逆走というのは本人がそのために死んでも文句は言えない重大な過失なのであり、何よりも他のドライバーの安全と言うことを考えた場合やむを得ないと思うのである。ただ、そんな物騒な方法をとらなくても認知症のお年寄りを車に乗せなかったら済むことである。

 高速道路の逆走事故の中で認知症の疑いのある高齢者の割合はどれくらいなのだろうか。きちっとそういう事故の統計は出ているはずである。そして、これからの高齢化社会の中で免許返納の仕組みや、そうした認知症の高齢者の起こした事故の責任の所在についてきちっと明確なルールを示して欲しいのである。オレの父は79歳でまだクルマを運転するが、もしも無理だと思ったらオレはすぐに運転をやめさせるつもりでいる。周囲の危険を考えるからである。もしも誰かをはねたりぶつけたりするなんてことがあれば取り返しがつかないからだ。(運転技術が鈍ったことでどちらかというと心配なのは父よりも若い母の方なのだが・・・)認知症でわけがわからない状態で起こした事故の責任を問えないのは仕方がないとして、そんな状態であることをわかった上でクルマに乗ることを止めなかった家族には責任があると思うのである。

 それとついでに運転の極端にへたくそなヤツからも免許を剥奪する仕組みをきちっと作っておいて欲しい。オレはスーパーの駐車場に置いていてそういうドライバーにこすられたことが何度もある。停まってる他車に激突するなどというそんな低レベルのミスをするだけで免許を剥奪するに十分値するとオレは思っているのだ。


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