江草 乗の言いたい放題
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2007年11月20日(火) この詐欺師どもに重罰を!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは生活保護費の適正給付をずっと訴えてきた。予算には限りがある。だからこそ無駄をなくし、不正受給をなくすことで真に必要な人の生活支援に役立てないといけないのだと。それに頼っていつまでたっても働かずにいるのではなく、早く受給しなくてもよくなるように自立を目指すべきなんだと。ところが現実はヤクザの不正受給や、統合失調症を装う詐病どもが受給するということがあとを絶たないのである。こういう連中をしっかりと取り締まって、その分を本当に恵まれない人のために使えるようにするとともに、この詐欺師どもは強制労働キャンプに入れるなり海外の地雷撤去の作業に送り込むなりして、もらった分に相当するくらいは働かせるべきだろう。下手に刑務所に入れてもこういう連中は「これでタダで暮らせる」とかえって喜ぶかも知れないからだ。

 しかし、不正受給するのは受給者だけではなく、その支援に携わらないといけないはずの介護タクシー事業者にもいたということにオレはあきれている。ただ制度の抜け道を考えた場合、このような事例が今回だけとは思えないのだ。これは特殊な事例ではなく、おそらく同様の不正をやってる連中が日本中に存在するのだとオレには思えるのである。以下の記事は読売新聞のサイトからの引用である。

制度悪用し生活保護費詐欺、介護タクシー会社役員ら逮捕
 札幌市のタクシー会社役員らが、生活保護受給者が通院時に利用したタクシー料金の補助制度を悪用して生活保護費をだまし取っていたとして、道警は19日、介護タクシー会社「飛鳥緑誠介(あすかりょくせいかい)」役員、板倉信博容疑者(57)(札幌市北区)ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。
 板倉容疑者らは、通常のタクシー料金に加えて「特別車両費」など架空費用を次々と計上する手口で請求額を水増ししており、昨年5月から始まった不正受給の総額は2億円近くに上るとみられる。
 ほかに逮捕されたのは、同社社員の小向敏彦容疑者(40)(札幌市白石区)と、生活保護を受給していた無職片倉ひとみ容疑者(37)。
 調べによると、板倉容疑者らは、実際にはタクシーの利用がなかったのに、片倉容疑者らが通院のため、滝川、札幌両市間を数往復したとして滝川市に運賃を請求。今月9日に150万円を不正受給した疑い。
 「搬送用の担架を装備した専用車を使用」「急病で深夜に呼び出された」などの名目で特別車両費や深夜料金なども上乗せしており、多い時には市から1か月当たり約1700万円のタクシー料金を受け取っていたという。
 市からの給付金は、代金を立て替えたタクシー会社に支払われる仕組みだが、板倉容疑者らは滝川市から、タクシー会社の法人名義口座ではなく、同容疑者らが自由に管理していた元会社関係者の個人名義の口座に入金させていた。このため道警は、板倉容疑者らが、市の審査体制の甘さなどを悪用して、犯行を続けていたとみて調べている。
 口座に入った金は分配していたとみられ、道警は口座からの出金状況などを詳しく調べている。(2007年11月20日0時37分 読売新聞)

 
 一ヶ月あたり1700万円というのは大変な金額である。これが行政からだましとられていたのである。なんということだろうか。しかし、これだけの金額を請求通りに払う側には落ち度がなかったのか。きちっとその内容を審査するような機関はなかったのか。同じ業者から同様の請求が頻繁にくることに疑問を抱かなかったのか。それも気になるのである。不正受給の総額は2億円だという。それだけの金額があればどれほど多くの方の生活支援ができただろうか。

 また、今回の事件には生活保護受給者も共犯者として入っているのだが、役所の窓口でちゃんと「不正受給は犯罪です!」と大きくでかでかとポスターにしてはってくれ。そこにはちゃんと「あなたのやってることは詐欺!」「不正に得た金額はすべて弁償、返せないとその日数の禁固刑」などと大書してアピールしてくれよ。オレはこういう連中の事件を聞くと腹が立って仕方がないのだ。高額納税者のオレはまっとうに働いたゼニからも、株式投資のあぶく銭からもきっちりと税金を払っている。そのオレの血と汗と涙と知恵の結晶が、こんなクソみたいな連中の懐にはいるというのがオレは我慢ならないのである。

 不正受給の話から少しそれるかも知れないが、今は「引きこもり」「ニート」状態から「うつ」に移行してそのまま生活保護を受ける若者も多いという。オレに言わせれば「甘えるなよ!」である。いったいいつになったら自立できるんだ。そうやって死ぬまで親や行政や世間の世話になって過ごして、自力で自分の生活を築くという努力を一度もせずに終わるつもりなのか。なんて情けない人生なんだ。オレに言わせれば頑強な体を持って働ける若者でありながら精神疾患と称して(実はただの薬物中毒やシンナー遊びのやりすぎで脳細胞が破壊された連中かも知れないが)、毎日ぶらぶらしてコンビニ弁当で過ごしながら日がなゲームをしたり漫画を読んだりして過ごしてる奴らもいるのである。こいつらはみんな詐欺師という犯罪者だ。なぜ取り締まらないのか。オレには納得がいかないのである。

 昔はみんな働いていた。大学に行く若者も今よりもずっと少なかったし、お年寄りもみんな働いていた。そんなにみんなが働かなくても食えるようになったのは日本が豊かになったと言うことなのか? 大学に行く若者は増えたが、大学進学率が上がりすぎて大学の中身は馬鹿ばっかりになって荒廃した。大学と言うよりもニート収容所と呼ぶにふさわしい馬鹿収容施設が日本中いたるところに建設され、そこの馬鹿学生のために文部省の補助金がどぶに捨てるようにつぎ込まれた。今、大学の講義中は寝てるかメールを打ってるかという学生ばかりだという。講義中にDSやPSPでゲームをしてるのも日常的光景らしい。そんな連中のために補助金が支出され、ろくに勉強もしていないし資格も身につけていない馬鹿学生どもはかなりの率でニートになり、将来の生活保護予備軍となる。そんな社会を果たして「豊かになった」と呼べるのか。見せかけの豊かさに寄生虫みたいにくっついてる連中が増えただけじゃないか。

 一罰百戒である。生活保護のゼニの不正受給者は絶対に許さないということを世間にアピールするためにも、この連中には限りなく重い罰を与えてくれ。


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