| 2007年04月11日(水) |
古いノートパソコンを復活させる方法 |
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オレは基本的にケチである。まだ壊れていないものはなかなか捨てられない。だから前に所有していた日産EXAというクルマも12年間で21万�劼眩�ってしまったのである。普通ならとっくに買い換えてるはずだ。その方が快適だったことは間違いない。EXAを廃車にする直前の半年、故障ばかりで満足に乗れなかったことを思い出す。入院入院また入院で修理工場から帰ってこない。修理費もかかるが、それ以上にどんな故障が次にあるかわからないというのも怖い。そういうわけでついに手放してしまったのが2000年の8月である。
その時に買い換えたクルマ、三菱FTOの走行距離ももうすでに8万5000�劼任△襦�次のクルマをそろそろ考えないといけない。早めに手を打たないと、オレが欲しいと思うクルマはどんどん絶版になってしまう。オレは13年くらい前にいすゞのPAネロというクルマを買おうと思った。いすゞが乗用車の生産から撤退するというのを聞いたからだ。しかしオレが買いに行った時にはもう売り切れていた。その次は約9年前だ。日産の180SXというクルマが欲しかったのである。しかし、気がついたときにはもうこれも生産終了だった。二回も空振りしたオレが2000年の夏に「三菱FTOの生産が終わる」と聞いて衝動買いしたのは「買わないと今度もなくなる」という実に自然な成り行きだったのである。
もちろん先のこともちゃんと考えていた。FTOの次にはセリカに乗ろうと思っていた。実はFTOを買うかセリカを買うか迷ったのだが、「FTOは今しか買えないが、セリカは発売まもないから7年後も買えるだろう」という判断だったのである。まさかトヨタがセリカを生産中止するとは思ってもみなかったのだ。
そんなオレは当然のことながらパソコンに関してもケチだ。4年ほど前にパソコン工房で買った台湾製のクレボというノートPCを職場でメインマシンとして使っていて、試験問題や授業のプリントの作成などをしている。5年くらい前に確か11万5000円で買ったはずだ。オレが最初に所有したDVDを読めるマシンであり、ノートでありながらデスクトップ用のセレロン1.2Gを搭載した、いつもファンが回っていてうるさいパソコンなのである。本体の右側横に通風口があるのだがいつもそこから熱風が吹き出していて、冬は暖房器具にもなる便利なノートである。当然のことながら本体は分厚くしかも重く、そんなのをオレは愛用してるのだ。しかしただ一つ欠点があった。それは連続で2時間ほどしか使えないのである。
それくらい長時間使うとかなり熱くなって動きが悪くなる。マウスカーソルが固まって動かなくなったり、たくさん開いた窓を閉じることができなくなったりするのだ。熱暴走という状態なのだろうか。右側に開いた通気口に鼻を近づけると、何かが焦げてるような匂いもする。そこで電源を落として再起動を掛ける。真っ黒なBIOS画面になるのだが、そこで表示されるCPUのクロック数はいつもの1200ではなくて550だったりするのである。CPUの一部が暑さで気を失ってるのだろうか。そこでオレはハンドタオルをよくしぼって、裏返しにしたノートPCの上に置いて冷却する。10分ほど冷却した後、電源を入れるとちゃんとCPUは1200と表示されて生き返ったことが分かる。とにかく、毎日そんな調子だったのである。オレはパソコンがフリーズ(実際は熱すぎるのだが)する前に休ませることを繰り返した。
オレは当然のことだが買い換えを考えた。しかし、熱暴走という問題さえ解決できればまだ使える。なぜ熱暴走するのか。それは排熱システムに問題があるのだ。だったら冷えやすいようにしてやればいいじゃないか。オレはパソコン屋でファンがついたノートパソコンの冷却台を見つけた。なんと1万円以上しているではないか。そんな高価な方法は採りたくないのである。そこでオレが考えたのが、アルミ製の放熱板をパソコンの下に敷くことであった。
とりあえずホームセンターでA4サイズの厚さ1.5ミリというアルミ板を買った。980円である。それをさっそく職場のノートPCの下に敷いてみた。ちょうどいい大きさである。それで2時間パソコンを使ってみた。まだフリーズしない。やった!成功だ。しかしもっと工夫の余地はあるかも知れない。ただアルミ板を敷いただけでは机とアルミ板が接触してけっこう机が熱くなっている。熱くなっているということはうまく熱が逃げていないということである。オレはゴム製の足をそのアルミ板の四隅に張り付けた。ゴム足を下にすることによって、机とアルミ板の間にはすき間が生まれることとなった。その上にノートPCを置いた。その状態でオレはノートPCに電源を入れっぱなしにしてみた。いつもなら授業に行くときは電源を落とすのだが、試しに付けっぱなしにしておいた。全く問題なかった。なんとそんな単純な工夫で、これまでオレを苦しめた虚弱PCが、連続4時間でも5時間でも黙々と働き続ける勤勉なPCに生まれ変わったのである。これでオレはノートPCを買い換える必要がなくなったのである。
こんな簡単な方法で古くて重く、しかも熱いノートPCはちゃんと復活できることがわかった。まだまだこいつにもあと3〜4年は現役で働いてもらわないと困るからなあ。ビスタがさくさく走るようなマシンはかなりハイスペックで高価なのに、パソコン屋ではもはやビスタ一色になってしまったからなあ。こういうのはやはり業界の陰謀だぜ。十分に売れて飽和状態になったら必ず新OSが出てきて、古いOSを搭載したマシンは時代遅れの遺物とされてしまうのである。
今、オレの愛用する台湾製クレボのノートPCにはなんとまだWINDOWS/Meが搭載されている。試験問題を作ったり小テストを作ったりするならそれで十分なのである。まだ壊れていないものを買い換えるわけにはいかないのだ。我が家にビスタがやってくるのはまだまだ先である。もしかしたら永遠にやってこないかも知れないが。
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