江草 乗の言いたい放題
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2006年10月25日(水) 海面上昇を食い止める方法        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 地球温暖化による海面上昇はわずかずつだが確実に進行してる。これを食い止めるためにCO排出量の削減であるとか、小手先の工夫があれこれなされてるが、どうして海の水を減らすという究極の方法を思いつかないのだろうか。海面の上昇分を陸地に封じ込めればいいのである。現在砂漠になってるところにたくさん湖やため池を作ってしまえば、その分海面上昇は抑えられるし、砂漠化も防げて一石二鳥である。

 その中でもかなりの効果をあげそうな事業が、
アラル海の復活だ。アラル海は中央アジアにかつて存在した世界で4番目の面積を誇った巨大な湖である。そこに流れ込むはずのアムダリア、シルダリアの2本の川の水が、旧ソ連の灌漑事業でほとんど奪われてしまった結果水量が激減してしまい、今は面積が1/5くらいに縮小してしまって塩分濃度も増し、魚も死滅した死の湖になってしまってるのである。ここにもう一度水を貯めればいいのである。幸いなことにアラル海の標高は海抜ではマイナスになっている。つまり、海から運河でつなげば勝手に海水がじゃんじゃん流れ込むというわけだ。

 アラル海から一番近い海までは・・・オレは世界地図を見てうなってしまった。無理だ。あまりにも海から遠すぎる。一番近いのはカスピ海だ。しかし、カスピ海は海ではなくて湖だ。カスピ海の向こうにある黒海まで行ってやっと海があるわけだ。そうすると、まず黒海の水をカスピ海に引くための施設を作り、それで海水をカスピ海に導入しつつ、その分の水を今度はアラル海に運ぶという面倒な手順を踏まないといけないのである。

 それでもオレがこういうむちゃくちゃな提案をするのは、アラル海を再生する事業は地球環境問題の中でかなり意味のあることだからだ。どうすれば内陸に大きな湖を作ることができるかという問題を解決できれば、内陸の砂漠になってる土地を豊かな緑の大地に再生するという可能性が開けてきて、それは絶対に価値がある事業だからだ。日本円にして何十兆円、何百兆円かかるとしても、それによってはるか未来の我々の子孫たちにまで恵みをもたらすことができるのなら、決してそれは無駄なこととは言えないだろう。運河を造って海水を導水するのが非現実的ならば、人工降雨によって大量の雨を降らせてそれで水を貯めるしかない。人為的に台風を作り出し、そのコースを人為的に操作し、目標の所に移動させるということが可能になるのならばかなりの砂漠化した土地を救うことが出来るだろう。

 石油を運ぶためのパイプラインではなくて、水を内陸に送るためのパイプラインを作り、川の水や地下水に頼らずに耕作が可能にして・・・とも思うのだが海水を淡水化するのにはかなりのコストが掛かり、もったいなくてとても農業用水には使えないという気もする。とまあいろんな思いつきをあれこれ書いてみたわけだが、いずれ日本は世界のそうした馬鹿国家の破壊しつくした環境を元に戻すためのゼニを国連を通じてぼったくられる可能性が高い。オレがここで語ってるむちゃくちゃなことを、本当にやらされるかも知れないのである。借金まみれの国家財政でも、日本は応分の負担をし続けなければならないということなんだろうか。温暖化対策なんて全然協力してくれない中国の尻ぬぐいまできっと日本がやらされるのだろうとオレは悔しくなったのである。


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