江草 乗の言いたい放題
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2006年10月21日(土) オレも奈良市役所に勤めたかったぜ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 全然働かずに給料をもらえるのは万人のあこがれである。世の中の多くの人々は自分の働きに応じて給料をもらい、ある者は給料が少ないと不満を漏らし、ある者は給料が多すぎると嬉しい悲鳴を上げる。オレの両親は露天商だったが母親はこう漏らしたことがある。「毎月ちゃんと決まった給料がもらえるサラリーマンがうらやましい」日銭をかせぐ商売をしているということは、将来にわたって収入が保障されてるということではない。明日からいきなり収入がなくなることだってあるわけだ。貧しいながらもオレを育ててくれた両親は、そんな嘆きを日々抱えていたのであった。

 その「働かずに給料をくれる」パラダイスが実は身近なところに存在したのだ。それは奈良市である。奈良市役所では5年間に8日しか出勤しなくても給料をちゃんとくれるのである。なんとうらやましい職場だろうか。そんなことを知っていれば迷わず奈良市の採用試験を受験したのにとオレは悔しく思うのである。そんな夢のような職場が他のどこにあるだろうか。

 報道によれば奈良市役所の環境清美部(ゴミ収集を担当する)に勤める40歳代の男性職員が、「病気」を理由に休暇や休職を繰り返し、ここ5年間でたった8日しか出勤していないのに、給料をほぼ満額もらっていたということである。ただこのオッサンはなかなかの知能犯で、休職制度や職員共済組合などの補填制度を上手に利用していたのである。最後に出勤したのは去年12月で、今年は1日も出勤していない。有給休暇のほか、年明け2月、4月、5月、8月とそれぞれ別の病気の診断書を提出して病気休暇を取っていたのである。もちろんこの男は病気なんかではない。高級車を乗り回して遊び歩きピンピンしてるのである。

 とりあえずオレはこの仮病の診断書を書いた医師に対して、詐欺幇助か医師法違反での告発をすべきだと考える。以前に和歌山毒カレー事件で逮捕された林真須美の夫が、医師に謝礼を払ってニセの診断書を作らせて障害者1級に認定されて保険金を受領してたということがあったが、あんな詐欺に手を貸した医師は保険会社にその全額を賠償すべきであるとオレは思っている。今回も同様だ。おそらくは知人の医師にでもその仮病の診断書を書かせたのだろう。病気でもないオッサンが病気だという虚偽の診断書を作成した時点でその罪は重大である。少なくともその診断書がなかったら今回の給料詐欺は成立しないのだから。

 さて、この仮病の診断書のおかげでこのオッサンは病気休暇と休職を繰り返すことができたわけだが、市や職員共済組合の制度を上手に利用すれば給与の満額から8割のゼニを受け取ることができるのである。奈良市の規則では病気休暇の場合は給与は満額支給されるのだ。また病気休職の場合でも職員互助会から補填金が出るので2年半の間は職員互助会から給与の満額〜8割相当をもらえるのだ。このオッサンはこの制度を巧妙に利用して休暇と休職を繰り返していたのである。

 その実態に対して奈良市の巽人事課長は「現在の奈良市の制度上は、適法な措置であるという考え方をしておりました」と話しているのだ。ルールは破っていないというわけだ。ふざけるなよ!人事課長としてそんな実態を見逃したおまえにも責任があるぜ。

 奈良市には同じようにして休みながら給料をもらってる税金泥棒職員があと5人いるという。全くもって許し難い話である。仕事を全然しないで平気でいられるというこの図太さは納税負担者である奈良市民をあまりにも馬鹿にした行為である。その職員の名前と顔写真を一般に公開し、場合によっては近鉄奈良駅前で土下座でもさせてさらし者にして市民にお詫びさせるべきだ。それにしても公務員というのは不思議な世界である。民間企業ならとうていありえない実態がこうして存在するのだ。

 その昔、公務員の必須条件を「休まず、遅れず、働かず」と聞いたことがあるが、実際は働かないだけではなくて遅れたり休んだりしていてもいいのである。この奈良市の実態をうらやましく思うオレも昔は公務員だったのである。しかし小心者のオレはそうして仮病で休んだりすることもできずにまじめに働きすぎて、ついにはストレスで潰瘍になってしまい3週間入院して本当に休むということを経験したのである。さて、そんなオレとは全く対照的なこの5年間に8日しか来なかったクソ野郎だが、これから休まずに来たとしてももう役に立たないだろう。仕事というのはそんなものである。そんなクソ野郎は即座に懲戒免職にして範を正すのが少なくとも市役所が市民に見せられる誠意じゃないのか。


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