江草 乗の言いたい放題
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2005年01月03日(月) 餅、この殺人食品を追放せよ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 2005年1月1日から2日にかけて餅をのどにつまらせて救急搬送される事故が各地で相次ぎ、4人が死亡した。東京都内では25人が搬送され、うち1人は死亡、15人は重体。亡くなったのは江戸川区の男性(79歳)で、25名全員が60歳以上の高齢者であった。搬送数は東京都だけの数字である。日本全国ではこの10倍近い被害者が出ているはずだ。なぜこの実態を放置しているのか。

 オレは今から
2年前の日記で、餅という食品の危険性について警鐘を鳴らした。ところが世間はそのアピールを全く黙殺し、オレが提唱した餅追放運動をまともに取り上げてくれるメディアはどこもなかったのである。命の大切さを必死で訴えたことが受け入れられなかったことにオレは深く絶望した。

 その結果、何が起きたか。その翌年もそして2年経った今年も、相変わらず餅の悲劇は繰り返されることとなったのだ。なぜたかがこの程度の食い物のために命を賭ける必要があるのだ。果たして餅は命をかけるほどうまいものなのか?

 フグならわかる。あのうまさは絶品だ。身体が少ししびれるくらいがいいと言う強者までいるくらいだ。つまり、フグには命を賭けて喰う価値があるということだ。またフグの場合、調理するには資格が必要である。危険性を社会も認めているからだ。牛肉も同様だ。狂牛病騒ぎで牛肉離れが起きたとき、オレは平気でステーキを喰っていたが、あんなうまいものをまだ日本で確認されていない病気のためにあきらめるなんて実にバカげている。それに危険なのは異常プリオンを含む牛の脳であり、オレの好きなフィレ肉にはなんの関係もない。怖がって牛肉を喰わないなんて何をびびってるんだ。しかし、餅の場合は毎年死者が出ているのである。そこがフグや牛肉との決定的な違いである。

 餅の危険性を理解し、それを啓蒙しつつ安全に調理する専門家がどこかにいるのか。餅焼きプロフェッショナルや餅喰いアドバイザーなど聞いたことがないぞ。みんな家で勝手に喰ってるのである。こんなに危険な食品が放置され、スーパーやコンビニで売られているのである。餅のパッケージのどこにも「食べるな危険」とは書いてないのである。

 オレは考える。何か理由があるはずだ。絶対に何かがあるはずだ。そうだ、これはもしかしたら高齢者へのテロではないのだろうか。犠牲者が高齢者に偏ってることを思えば、年金支払い額を抑えるために社会保険庁の仕組んだ陰謀という線も捨てきれないのだ。東京消防庁では「餅はなるべく小さく切って、汁物と一緒によくかんで食べてほしい」と注意を促している。

 そんなみみっちい喰い方じゃちっともうまくないだろう馬鹿。


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