
|
 |
| 2003年06月16日(月) ■ |
 |
| グランドに残るもの |
 |
昨日、試合を見ながらふと思いました。選手は、何かの機会にまたここに来たとき、今のことを思い出すのだろうか。今日、調子が悪く打ち込まれた選手、いい結果を出せた選手、特に何もなかった選手。それぞれ抱いている思いや心境は違います。
高校を出て、何年かして彼女とドライブなんかしてて、この辺りを通ったとき、「高校んとき、ここに試合しにきたわ」なんていうことをぽろっと口にするのではないでしょうか。そして、ふとそのとき自分が抱いていた思いや出来事を思い出す。そんなことがあっても不思議じゃないかな、と。
思うんです。グランドには、そこにいた選手の思いが残っているんじゃないのかなって。心というのはその人の中にあって、その人がその場から去るとそこにはないはずなのですが。
私は京都駅付近にある歩道橋そばの寂れたペットショップの前を通るたびに、なんか胸がキュっとなります。あの夏、そこでバスを降りて、父兄さんと握手をしました。「ありがとう、またね」、父兄さんは私にそう言いました。「またね」という言葉に何の保証もありません。
|
|