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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2003年04月19日(土)
ここは桑名?四日市?


 ドライブ。当てもなく走る。相方が言う。「なあ、桑名ってどこ?」。目の前の看板に書いてあったようだ。せやから、そんなん私に聞いたらどうなるかわかってるやろ?「桑名西高校のあるところやで」。ご愁傷様、あと数十キロ走ってください…。

 関西版マップルとJ−Naviでは、学校探しも苦戦するのが当然。それなりにメドをつけて、ナビ役を務めるが、気付けば四日市市に入っている。なかなかたどり着かないことにちょっと苛ついた相方は、「そもそも桑名やっちゅーのに四日市を走ってるのはおかしいんやって」。でも、昔桑名西がセンバツに出たときの学校紹介で、グランドは四日市市にあると書いてあった。だから、市と市の境に学校があることもあり得ると説得したものの、彼は腑に落ちない表情だった。

 結局、付近のコンビニで地図を見て、私の説明が正解であったことが発覚。山道に入り、傾斜のきつい坂を越えるとほどなく、桑名西高校と書かれた看板が出てきた。左折して、本道よりちょっと幅の狭い道に入る。学校側が掲げた「対向車・生徒に注意」をいう看板が目をひいた。

 ほんまに山の中にある学校で、そこには学校以外何もなかった。周りには山の地肌が見え、切り開いて作られたのがよくわかる。グランドは立地条件のわりには広くなかった。でも、野球部は専用のグランドを持っていた。左翼90m、中堅115m、右翼94mとちょっと変形的だが、試合はばっちり出来る。内野は黒土ではなく茶色い土だった。外野の土と色が似ていて、内野と外野の境がぼかし絵のように曖昧になっていた。これだけのグランドではちょっと珍しい光景だ。

 私は舗装されていない土と砂利の道を歩いて外野側に出た。すると目の前にスコアボードの背中が。よく見てみるよ、やっぱりあったか、『第66回センバツ大会出場ベスト4進出記念』の文字。付近にはコンクリートのブロックで作られた観客席と何故か数カ所に小石が並べられていた。得点計算でもしてたのかな。

 レフト付近にははしごが掛けられていた。遠目で見ただけだが、体の大きな選手が登ったらちょっと心配。これはきっと、フェンスを越えてしまったボールを拾いに行くためのワープゾーンなんだろう。

 ネット裏では練習を終えた部員たちが談笑していた。伝統校によく見かける緑のペンキが塗られた木のスタンド。でも、他校で見たそれよりも半分くらいの幅だった。しばらくすると、部員の陽気な歌声が聞こえてきた。♪ひっぱれ〜 ひっぱれ〜 レフトへ ひっぱれ〜

 帰り、桑名側から同校に入ることを試みた。すると、たくさんの看板が出ていた。やっぱし、桑名の学校やからかな?