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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2003年04月05日(土)
こんにちは、赤ちゃん 2


 友人は今、生後5ヶ月の女の子のお母さんである。先日、図々しくも彼女の家に1泊して24時間以上を一緒に過ごしたわけだが、おかあさんというのは、赤ちゃんを育てるというのはほんまに大変だと痛感した(だったら、帰れよ)。

 生後5ヶ月は、離乳食を始める時期らしく、その日はまさしく赤ちゃんの離乳食デビューの日。しかし、離乳食があれだけめんどくさいものとは思いませんでしたよ。1日スプーン1杯しか食べない赤ちゃんのために、わずかなご飯をグタグタに煮て、完全なのり状になるまで裏ごし。そして、その間も赤ちゃんは泣いて、「おしめかえて」だの、「おっぱい欲しい」だの、「かまって」だの、「ベットに頭ぶつけて痛い」だの…。全くおかんの体、なんぼあっても足りひんっちゅーねん。

 この日は私がいるのもあって、離乳食デビューはビデオにデジカメにカメラにばっちり納められました。幸い、直前にミルクをあげて機嫌が良かったのか、赤ちゃんは厭がる素振りもなく、無事初めての離乳食を“ごっくん”してくれた。ま、撮影者的には、「もうちょっともたついてくれた方が絵になったかな?」などと思ったりしたのだが。

 それにしても…。始めは1日1杯、3日後には2杯、そして、段々頻度、品目を増やし、硬さも調整し、普通にご飯が食べれるようになるまで約1年。ああ、気が遠くなる。人事だから、「さっさと食べればいいのに」と思うのだが、赤ちゃんのとっては一大事なわけで…。

 ブラウン管の向こうには高校球児(この日はまだセンバツがやってた)。がっちりした体格に、抜群の運動神経。でも、そんな彼らも、この離乳食の儀式を経ているのだと思うと不思議な感じがした。父兄さんは大変だと一重にいうけれど、さかのぼるところをさかのぼれば、結局ここまでたどり着く。

 試合を見ていると、時々おかあさんがスタンドで、「○○ちゃん、しっかり!」なんて声を張り上げている場面に出くわす。選手にとっては恥ずかしいこの上ないのかもしれないけど、それくらいで引くな、怒るな、白い目で見なやと思う。

★友人が言ってた。子供にとって、生まれてから1年半はすごく密度が濃い。だって、1人で何も出来ない状態から、歩いて、しゃべった、大人と同じ食べ物を口にして。そこまでたどり着くまでのたくさんの過程をたった1年半でこなすのだから。私はこの1年半で、一体何が変わったのだろか。そして、これからの1年半で何が変わるのだろうか。