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| 2003年03月31日(月) ■ |
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| 疲れてるだけ |
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延長15回裏、花咲徳栄にエラーが出たとき、TVの前にいたおとん、おかん、おねえ、私は一様に声にならない声を上げてしまった。なんという、なんということだと。これまでの私なら、「やっぱり神様っているんや」とか言って感慨に浸っただろう。でも、今日は違った。
側にいたおかんがぽつりと一言。「疲れているんやろな」。 すごく信憑性のある言葉だった。そうや、疲れてるんや。なんぼ野球が精神力って言ったって、体には確実に疲労が蓄積されている。
準々決勝、近畿4校のうち3校はすでに敗戦している。だから、せめて東洋大姫路だけはなんとか残って欲しいなと漠然と思っていた。でも、延長戦が進むにつれ、そんなことを願っていた自分がなんかうしろめたく思えた。やはり、ピッチャーのことが頭によぎった。15回で試合が終わっても、決勝まで勝ち上がれば4連投。再試合になったら5連投である。ま、最近は投手複数制の時代だから、まさかそんなことはさせないと思うけど、野手だってしんどいはずだ。そこまでしてでも価値があるのが甲子園という考えもあるかもしれない。でも、そんなに熱くならなくてもいいよぉ、という思いが私の中からわずかにだけどわいてきた。
15回表のエラーを見て、神様が「もういいよ」と言っているように思った。でも、15回裏のエラーには神様がいるとは思えなかった。どうしても、思えなかった。
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