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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2003年02月03日(月)
みどりの窓口で吠えてたオバハンのこと

 アホか思いましてね、このオバハン。
 
 ちょっと前の話なんですが、ライター塾に行くための新幹線とバスの切符を手配するために、地元の駅の緑の窓口で並んでたんですよ。地元の駅はそないに大きくないので、受付窓口が1つしかなくて、帰宅ラッシュどきはわりと列が出来てて大変なんです。ところが、その日はわりと空いていて、前に一人しかいなかった。これはラッキー♪と思って、並びました。前にいるのは、4,5歳くらいの子供を手に引いたお母さんですわ。いや、あの風貌はオバハンやね。世のお母さん方に失礼やから、訂正しとくけど。

 ところが、並べど並べど我が順番は回って来ず。一体何をモタモタしているんやろと思うて、オバハンの声を耳立てて聞いてみたんですわ。するとなんか起こってたんです。相手している色白の若い眼鏡の兄ちゃんは、一生懸命オバハンが何を言いたいのか把握しようとがんばっています。

 どうやら、オバハンは大阪までに往復券が券売機で売っていたことが、気にくわないようです。兄ちゃんが、「京都までの往復を買っていただいて、あとは乗り越し精算していただいて…」と懸命に説明してました。でも、オバハン、それが余計に気に食わなかったらしい。

 「そんなん、京都までに往復券なんて何の意味もないわ!大阪まではなかったら私が困るのっ、損するのっ」

 野暮ったい割烹着と白髪の覗く頭、横にはネギが頭を覗かせている買い物袋。そのオバハン、横顔をみたけど、どうみても大阪にいるようなドギツイオバハンとは風情が違う。この人、家でヤなことあったんやろな。それで、穏やかそうな兄ちゃんに八つ当たりしているんや。何してんねん、JR。強面のおっさん出してこいや!後ろに客おんねん、そんな訳わからんの、さっさと処理しておくれやす。

 ちょっと急いでるんですが。
 後ろからそう言おうと思ったまさにそのとき、「大阪までの往復、ちゃんと作っておいてくださいねっ。ったく」と舌打ちして、長いワンマンショーが幕を閉じた。んなこと、一駅員の兄ちゃんに言ってもしゃあないがな、その足でJR本社とかにいきなはれ。行けるもんなら。

 兄ちゃんは最後までムッとした表情一つ見せず、オバハンに一礼した。さすがに「ありがとうございました」は言わなかったけど。そして、「大変お待たせして申し訳ないです」と笑顔で、私の差し出して指定席購入券を手に取った。えらいなあ、兄ちゃんは。でも、腹たたへんのかいな。

 最後にこの場を借りてオバハンに言っおく。うちが言うのは何やけど、あんた世間知らずやわ。山科ー大阪間の往復券なんてあったら、損に決まってんねん。山科大阪間は、片道820円や。ところが、山科ー京都間、京都ー大阪間という形で買うと、片道720円や。あとな、昼間に使える券とかあるねんか、チケット屋や金券ショップっていう店もあるねんけど、知ってるかな?下手したら、山科ー大阪間500円ちょいで行けるんやで。せやから、不便ではあっても、損ではないわけ。Do you understand?

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 この話をわざわざ野球日記で書いた。その意味は、読者のみなさまなら分かってくださるはずです。