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| 2002年12月29日(日) ■ |
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| 木枯らしに抱かれて/誰ですか女/スタイルを貫く |
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『木枯らしに抱かれて』
昼イチにともきちと待ち合わせ、今年最後の東山の練習を見に、山科グランドへ。ところが、すでにグランドには人っこ一人おらず。どうやら練習は終わっていたもよう。防寒のため、靴下を2重にはいた上、お父さんのパッチ顔負けの分厚いスパッツに、ババシャツにセーターを重ね、その上、4,000円もした私が持っている中で最高値のコートを羽織ってきたというのに。もう終わりかよ。♪せ〜つ〜な〜い 片想い あなたは気付かない〜 フュルルルル〜 山科盆地に吹く冷たい風が身にしみるぅ。
とりあえず。 ともきちさんに倣って、グランドに礼!「ありがとうございました!」 よいお年を!
『誰ですか女』
追っかけの歴史は恥の歴史でもある。スコアをつけていたころ、誰彼かまわず人に、「あの選手は誰ですか?」と訊いて回っていた時期がある。何回見ても覚えられない私だが、父兄さんは親切に答えてくれた。
しかし、今思えばなかなか滑稽だったなと思う。きっと陰で「誰ですかの人」とか思われていたんだろうな。あんたこそ、“誰ですか”って感じやろな(笑)。
『スタイルを貫く』
テツandトモというお笑いコンビがいる。ギターを弾いて歌う人と、日常生活でよくあることをボケのして踊っている人の2人。今日、若手漫才の日本一を決めるM−1グランプリという大会があったが、そこで初めて見たコンビだった。
個人的な見解としては、“まあまあおもろいかな”程度だが、審査員が「これを漫才というのはどうなんだろう」「君らはここに出るべきじゃないよ」(いい意味でだそうですが)という言葉を浴びせたいわゆる異色のコンビ。
確かに、そのスタイルは漫才とはいえないかもしれない。でも、人を笑わせたいという思いは同じはず。でも、それで日本一(もしくは賞金1,000万円)を目指すには漫才というスタイルで挑むしかないという現状。
スポーツ(主に野球)を書きたい。けど、私の書く文章はスポーツライターのスタイルではない。そんなもどかしさの中にいる私に彼らの存在にはすごく響くものがあった。
彼らはこの先も人を笑わせるために、今のスタイルを貫いていくのだろうか。たとえ、それが“あんなの、漫才ではない”と言われても。私も私のスタイルでいいや。初めて、そう思えた気がする。
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