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| 2002年12月17日(火) ■ |
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| 怨憎会苦 |
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プロ野球における選手起用には、監督の好き嫌いによる影響が多かれ少なかれあるという。そういう話になるたびに、「そんな大人げないこと言いなや。仕事やろ。それも夢を与える仕事やっちゅーのに」とため息をつかずにはいられないのだが、好き嫌いで動いているのは、当然プロ野球だけではない。
今日の仕事、何度仮病を使おうかと考えた。イヤでイヤでしょうがない。家を出るとき、胸が痛いし、おなかもキューっと締め付けられるような感覚があった。それは、一緒に仕事をする人に原因がある。苦手なのだ。私も一応大人なので、自分にとってイヤな人がイコール悪い人ではないことくらい分かっている。実際、その人の長所も言える。でも、だからと言って、好きにはなれない。それで、“苦手”という言葉を使った。
ああ、長い一日だった。もうイヤだ。来年もこんな思いをするのはたくさんだ。会社に戻ったあと、来月のシフト表に、「あの店(苦手な人と一緒になる)には入れないでください」と追記して提出した。
金輪際、私は、「選手を好き嫌いで使うな」と監督に文句が言えない…。
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