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| 2002年09月13日(金) ■ |
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| ともきち、馬場君を謁見す。 |
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甲子園での試合が終わってから、ともきちの中で一大馬場ツインズブームが巻き起こっている。馬場ツインズとは、今夏甲子園に出場した滋賀県代表・光泉高校のバッテリーのことだ。兄がピッチャー、弟がキャッチャー。双子ということで、熱闘甲子園でも取り上げられ、わりと注目されていたように思う。あの帝京相手に5失点とはなかなかの健闘。それまでは、特に何も言っていなかったのだが、試合を見て、何かがよかったのだろう。急に「馬場くん、馬場くん」と言い出した。
ともきちの住む大津市と光泉高校のある草津市はお隣同志。何かの拍子で出会うことが考えられなくもない。やはり世間は狭いもので、そんなともきちが馬場くんを目撃することが出来たようで、昼間にご機嫌♪メールが入った。
駅前のコンビニで見かけたとのこと。すごく真面目そうな子だったという。髪型も制服の着方もカバンも、とにかくおぼこくて(幼くて)かわいい。カバンはすでに野球部を引退したからか、学校指定のカバンを持っていた。普通なら、甲子園出場記念のキーホルダーとかがジャラジャラついていてもおかしくないのに、そんなんも一切なくて。表情も引き締まっていたのだとか。う〜ん、こんな話を聞いたら、私の中でも馬場くんが赤丸急上昇してしまうのではないか。見たことないのに。
高校球児に関しては、極力ユニフォームを着ているときのことだけを考えて見るようにしている。電車でしゃがみこんでいる子や路上で彼女といちゃついている子や、ズボンを腰ではいている子を見ると、本気で高校野球から冷めてしまいそうで怖いから、素顔の高校生像から逃避している。人は見かけではないとわかってはいるが、やっぱりズボンを腰ではく高校生より、カバンにキーホルダーとかをジャラジャラつけていない子の方が印象としてはいい。
ところが、そんなに感激していたにも拘わらず、ともきち曰く。「お兄ちゃんか弟か、イマイチ自信がなくて…」。ずっこけ。
でも、ふと我に返ると、私も日記のタイトルの上に注目の選手として10人ほど名前を挙げているが、ともきちと同じようにコンビニの中で制服姿でいたって、間違いなく気付かない自信がある。そんなもんなんだよね(苦笑)。
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