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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年06月18日(火)
緊急特番(?)『道頓堀ダイブの明日を考える』

 26年間の人生の中で、今日ほど道頓堀ダイブについて熱く語り合った日はない。(そして、多分もう二度とない)

 語らい相手は、「すみのいぶし銀な(?)野球日記」でおなじみの野球日記作家・すみさん。今日は、このスペースを借りて、そのトーク内容の全貌を明らかに(?)します。

 注:ホンマにアホらしい企画なので、読むのを止めるなら今のうちです(苦笑)。また、苦情は一切受け付けません、あしからずご了承ください


 1,道頓堀ダイブの禁止の是非

 これは、無理ですね。

 彼らは日本語を読解する気がありません。(すみさん曰く「阪神語で書けばどうか」。そんなん、あるんでしょうか。)

 だから、いっそのこと、より飛び込みやすい環境を整え、気持ちよく飛び込んでいただいた方が賢明です。

 具体的には、水をきれいにする。川底を深くする、ダイブ後地上に上がるためのはしごの完備などなど。

 ただし、怪我しようが死のうがこっちの知ったこっちゃなし、ということで。

 人には、内に貯めたものを発散するために、大声で叫んだり、思い切り体を動かすことが必要。W杯であろうが、阪神であろうが、暴れればいい。そういう考えを責めることは出来ません。それは、日頃からいろんなことを抑制してきた社会が悪いんだと思います。

 だって、おしっこしたいのに出来なかったらたまらないでしょ。それと似たようなものなんじゃないかな、と。そういう意味でも、道頓堀はダイブ出来る場所であり続けて欲しい。

 ただし、怪我をしにくい飛び込み方の修得や心臓麻痺などをおこさないよう日頃から体を鍛えておくことは言うまでもありません。それは、道頓堀に対する礼儀です。


2,日本文化?

 今回のW杯で道頓堀ダイブを試みた人は、何も日本人だけではありません。外国人が日本の文化に触れようと、川へポチャーン。

 ま、これを日本文化と思いこんで帰国していただくのには戸惑いを感じるのですが、いっそ関西の文化にしまうというのはどうでしょう。諸外国には、成人になったら、バンジージャンプみたいなのをする習慣のあるところもあるようですし。


3,そんな仕事、うちがするよて。

 今回、某スポーツ新聞社が独自で道頓堀ダイブした人の人数を調べているそうですね。そういう野暮なことを新聞社のエリートさん(たとえバイトの子でも、私からしたら、充分エリート)がしなくてもよろしい。そんなん、私みたいな雑魚にさせといたらいいんです。交通費込みの時給900円でいいさかい、やらせてください。


4,商売しよう。

 それでも、行政的には道頓堀ダイブはよろしくないのかもしれません。やはり怪我や死亡者等が出ると、世間は「国の責任だ」と声高に口にするでしょう。

 だったら、いっそのこと、ダイブを有料にしましょう。それで、ダイブが減ればいいし、減らなかったら大阪市は儲かる。

 15歳以上の男女。1ダイブにつき、男は500円、女は100円とか。週末やW杯あるいは阪神の優勝など大きなイベントがあるときは、ちょっと割高にしてぼったくり♪

 また、見物人の中には写真を取り出す人もいるでしょう。これも神宮球場方式で、三脚を利用する人には申請を要請し、有料化してしまいましょう。

 回数券の発売したり、スタンプカードの発行して全部集まると1ダイブ無料サービスとか、すばらしいダイブをすると料金の一部返還、女性デーやカップルデーなどなど…すんません、いきすぎましたm(_ _)m。

 問題は、支払い方法なんですが…。


5,ダイバー?!

 ダイブにもいろんな形があるわけで、やはり奇抜な格好をしたり、きれいに決まったりすると、周囲の観客もどよめくのでしょう。

 印象的なのは、20代そこそこの青いシャツ着た若い女の子が2人で、手を取り合って飛び込んでいたことでしょうか。

 これは、すみさんとも意見が一致したのですが、すみさんは男性ですので、「もっと、映せ!」とのこと。“水もしたたるいい女”ということでしょうか?

 ただし、20代の後半である私がダイブする場合、迷惑条例が許してくれるかどうかは不明です…。


6,緊急速報、『ザ・ダイブin道頓堀』ビデオ、DVD発売決定!(ダイブ
写真集発売も検討中?)

 …嘘です(汗)。

 120分間エンドレスでただひたすら道頓堀に飛び込む人を撮しているだけの代物。

 男も女も老いも若きも、みなダイブ。ま、一部男性諸君は、女性のダイブシーンばかり繰り返し見ることでしょうけど(苦笑)。

 巻末に、正しいダイブの仕方、女性のための透けないダイブ下着のススメ、カリスマダイバーインタビューなどもつけておきましょうか。

 すみさんは「俺、絶対買う!」と言っていますが、私はレンタルで充分です…。

7.道頓堀ダイブを熱く語るわけ

 決まってるじゃないですか!秋(いつの?)は我らがタイガースのファンの番だからです。

 ここで、下手に規制がかかったり、橋にフェンスが出来たりしたらたまりませんからね。

 サポーターって、いい言葉ですが、スタジアム(って言うんですかね?)を出たあと、街で騒いでる人たちをさしていう言葉ではないと思いますね。

 スタジアムではサポーターでいいのでしょうけど、スタジアムを出たあとに迷惑行為を省みないのは“ただの暴れてる人たち”なんじゃ?これは、野球ファンにも言えるんだけどね。

8,とびこめ〜

 そんなことばっかり話していたら、飛び込みたくなってきました。早く阪神優勝してくれないかなあ…。

(けど、すみさん、「○○○を着てダイブ」は、いくら私でもイヤです)


最後に。
 
 今日、サッカー日本代表がトルコと試合をしたのですが、そのハーフタイムの間に、道頓堀では、六甲おろしを歌う人やジェット風船を飛ばす人、そして、ダイブする人が続出したそうです。

 君らなんでもいいんかいっと思わないかったわけではないのですが、こんなときでも阪神のかけらを忘れないでくれた人たちの存在がちょっと嬉しかったりして…。