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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年05月10日(金)
大量点をもらったピッチャー

 
 今日、私は1日自宅にいたのですが、TVを雑誌、ネットを見たり、家族の話を聞いているだけで、日記に書くネタが嘘みたいにポンポン浮かんだんです。

 え、自慢じゃないかって?

 いえ、違うんです。いくつものネタが頭の中でこんがらがってついに何を書いていいのかわからなくなってしまったんですよ。

 まず、テーマを1つに絞って書くか、まとめて全部書くかで迷う。そして、いざ書いて見ると、次々テーマがあったが故に文章の構想がきちんと練れていなかったため、途中で行き詰まってしまう。と、まあそんな感じ。

 
 我らが阪神にも、ついに若きエースが誕生した。背番号「29」井川慶投手。高校時代から注目されていた投手ではあったが、入団当初は「いいピッチャーなんだろうけど、あの顔は…。う〜ん」と正直首をひねってしまった(なんやかんや言ってもやはり、ルックスは大事です)が、今年、ブラウン管からみた彼の顔は「整形したんちゃうか?!」と思うくらい引き締まっていて、精悍としている。

 あどけない子供の顔と、打者を打ち取ったあとの強気の表情。決して美少年とは言わないが、多くの女性を虜にしてしまうことだろうと思う。

 その井川くん、どうも打線に援護してもらうとピリッとしない。

 開幕から、1点を争う試合が続き、打線の援護のない緊迫した試合が続いていたので、「1回くらいは大量点リードので楽に投げさせてあげてほしいなあ」と思ったいた。

 しかし、いざ大量点をもらうと、そのあとにあっさりHRを打たれてしまったり、ズルズルと点をとられてしまうシーンをわりと見受ける。

 井川くんに限らず、大量点をもらったピッチャーがピリッとしないことは、わりかしある。攻撃が長すぎてペースが狂ってしまった、肩が冷えてしまった、緊迫感がなくなった…。原因がいろいろあるだろう。

 でも、緊迫した試合を自分の見せ場だと考えていたり、そういう試合が得意だったりするなら投手。もしかしたら、井川くんがそういうタイプのピッチャーなのかもしれない。そして、そこに古き良き時代のプロ野球選手の匂いを感じてしまう。