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| 2002年04月19日(金) ■ |
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| 距離の取り方 |
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昨日、派遣会社から電話があり、「急で申し訳ないんですが、明日1日だけの短期バイトをお願いできませんか」と言われた。
場所を聞くと、不便そうなところで「ゲッ」と思ったが、時給が今までのより100円高いし、どうせヒマだからと、話を受けた。
朝6:30起床。すし詰めの電車とバスに乗り、時間ぎりぎりながらようやく勤務先に到着。
ところが、ところが、現地の担当者に名前を告げると、どうやら名簿には私に名前がないことが発覚!どないなってんねん。
しばらくすると、「ちょっと」と担当者に呼び出され、会社のミスで人数を1人余分に頼んでしまっていたというのだ。昨日に夜に発覚したことだそうだが、それをオペレーター(担当者とは別人)が私に連絡するのを忘れていたのだとか。腹立つのを通り越し、笑けてきた。
直後に会社にいる担当者からお詫びの電話があった。ここまで来るのにかかった交通費の請求の仕方を聞き、電話を切った。
オ:「本当に申し訳ありませんでした」 私:「ハハ、次から気をつけてください…」 オ:「交通費なんですが…」 私:「そりゃあ、当然頂かないとねいけませんねえ:-)」
かくして、私は仕事場に向かう皆と離れて、すごすごと最寄りのバス停へ。何故か、頭から火が吹き出そうな恥ずかしい思いで一杯だった。恥ずかしいのは、私ではなく、こんな基本的なミスを犯した会社側なのに…。
帰り、会社に寄り、交通費600円程度をもらい、家路についた。でも、朝にバスラッシュ地獄やUターンの恥ずかしさを思ったら、こんな金額やすまへんで実際…。
しかし、こちらは派遣の身。仕事をいただく立場にあるため、うかつな行動が出来ないのがつらいところ。かといって、「いいですよ、気にしないでください」と下手に出ると、「なんだ、そんなものか」と相手側に気持ちの甘さを生み、今後もナメた対応をされかねない。
なんとも身の振る舞い方の難しいこと。かゆくもないのに、頭をぼりぼりをしてしまう複雑な心境だ。
野球部における先輩後輩の関係も、こんな感じなんじゃないかなあと思う。厳しすぎても後輩が萎縮するし、かと言って甘くても「(先輩なんて)こんなものか」となめきって、チーム自体に引き締まりがなくなることが懸念される。
どこだって、人間関係は難しいということか。
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