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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年03月01日(金)
“笑って、笑って”


 冷たい風が吹きすさむ外を避け、室内で地道なウエイトトレーニング。選手にとってのそんな辛い季節もそろそろ終わりを告げているのだろう。

 車窓から見える高校のグランドでは、真っ白い練習着を来た野球部員が走り回っていたり、気持ち良さそうにボールを飛ばしている光景を目にするようになった。


 さて、今日の私はいつになくジムでもトレーニングをがんばった。いつもなら、20分のウエートに40分のウォーキング程度しかしないのだが、今日はそれプラスウエイトをもう1セットに自転車みたいなのを漕いで、更にプールでトレーニング。

 なんでそんなにやる気があるのかわからないのだが、心地よく体を動かした後ってほんまに気持ちいい。

 さて、そんな今日のウエイトトレーニング。とにかくきつかった。レッスンで方式でインストラクターの指導を受けながらウエイトトレーニングをするのだが、あいにく受講生は私1人。

 インストラクターの目が光り、うっかり手を抜けない。ダンベルを持ち上げてるうちに「う、腕が切れる〜」。

 人って、ある一定のラインを超えると、苦しくてゆがんでいた顔から笑いがこぼれてくるのだろうか。めちゃくちゃしんどいのに、なぜか笑えてしょうがなかった。

 そう言えば、以前テレビで見た「課外授業、ようこそ先輩」という番組でメジャーリーガー・長谷川滋利投手が、<生徒に怒って走るのと笑って走るのでは、笑って走った方が早く走れる>という実験をさせていた。

 だからか知らないが、今日はしんどかったが今までこなしたことのないほどのトレーニング量をこなすことができた。

 高校球児がどういう風にウエイトトレーニングをしているのかは分からないが、彼らもこういうときは笑ってしまったりするのだろうか。不覚ながらそんなことを考えたりする。

(そういえば、ともきちが「高校時代、先生に怒られてるとき、何故か笑いがこみ上げてくる」と言っていた。ま、それとこれとは関係ないが、私の同様の経験を持ている。これも何故なのかすごく不思議だ)

 
 ピッチャーはポーカーフェイスがいいと言われる。私個人は表情豊かな投手が好きなのだが、しんどい時ほど笑顔でいることが出来れば、相手バッターの脅威となるかもしれない。

 笑いは人を和ませるだけではなく、自分をも和ませることのだきる最大の武器だと思う。