2007年03月21日(水) 宗教。

2年ほど連絡を取れなかった後輩から、連絡がきた。

いつ連絡がしたくなっても連絡ができるように、
1ヶ月に一回は定期的に無駄なメールを送っていた。

その甲斐あってか、彼から突然のメールがきた。

謝罪と感謝と会いたいという気持ちがあった。


正直、とても嬉しかった。
だけど、その一方で2年間のブランクと、
理由のない気持ち悪さを感じていた。
気のせいだと思っていた。
だけど、それは少し違っていたかもしれない。

僕は宗教というものに対して、
それほど関心がない。
いやあるのだが、どれか、特定の宗教を選びたいという感覚も、
特に生まれたことがない。

それは、そういう家庭で育ったということだろう。
それ以外にない。

例え隣人が、キリスト教徒です。イスラム教徒ですといわれようとも、
僕は特に何も感じず、おはようと挨拶を交わす。

彼はある宗教に入っていた。

僕は、初めてそういう人に会った。
気持ち悪さを素直に感じ、
「俺はいつ誘われてしまうんだろう」という漠然的な不安と、
宗教感に染められた彼の感覚は理解しがたい部分があった。

彼のしっかりとした生きる道には、尊敬すべき点がいくつもあった。
だけど、その「真っ直ぐ」な道のりがとても怖くて、
何かよくわからないけど、そう思った。

そして、俺の倫理観よりも優れているものがあるなぁと、
そして、それに行動が伴っているなぁと。

話込んでいくうちに魅力的にも感じた。
入ろうとは思わないけれど、学ぶべき点があると思った。

やせ細っていた。
宗教に関して話すと声が震えていた。

それだけで僕は気持ち悪さを感じた。

しかし、それは差別だと思った。

自分のある限りの価値観を話し、
気持ち悪さも伝えた。

彼は聞ききることができていたが、
認めはしなかった。

しかし、それでいい。
まだ理解できないけれど、
自分で選んだ道だろうし。

他人行儀的に考えているのではない。

「何故辞めなければならないのですか?」

という彼の問いに、先入観でしか考えられていない僕が
ただ、情けなかったのだ。それはつまらんと。

彼とはこれからどんな距離となるのか分からない。
彼と一緒に活動をすることで、
どんなメリットが生まれるのか、
そして、どんなデメリットがあるのか。

人間関係に宗教を持ち込むということを彼は選択を避けつつ、
選択したい気持ちがあった。

まるで、
「すごく良いCDを見つけたから聞いてみない?」
くらい軽く・・・。

先入観は人生をつまらなくする。

だけど、この本能的な恐怖も信頼できる気がする。


これからどうするか。
悩む。

そして、俺自身学ばなければならない。
彼から。

正直怖いけど、
おもしろい・・・と思っている。

職業病だろうか?



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sk6 [手紙] [Ai to U]

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