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| 2021年06月01日(火) ■ |
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| ブラシの上にのせようって固定概念が間違ってたんだね |
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映画「解夏」(磯村一路監督)から。 タイトル「解夏」の意味を説明すると、多くの文字を要するし、 単なる解説になってしまうので、ここでは紹介しない。 視力を失う難病に冒され、不安いっぱいの主人公に、 すでに視力を失った先輩(汗)のアドバイスが面白かった。 「こんなこと慰めでもなんでもないんだけど・・」と語り出し、 「私失明して困ったことはたった1つです。一つっきゃなかったですよ」 「それってなんですか?」という問いに、先輩の彼はこう答えた。 「あのね、朝、歯磨こうと思ったら、 歯ブラシに練り歯磨きを上手にのせられないんですよ」と。 そして、こう続けた。「だけどありゃ、なんだね、 ブラシの上にのせようって固定概念が間違ってたんだね。 翌日には解決しましたよ。 なに、先に練り歯磨きを口の中に入れちゃえば済むんですよ。 この程度のものですって言いたいね」と笑う。 だから、不安になることはないよ、そう言ってくれた。 今までと同じ生活ができないというだけで、 何もできなくなるというわけではないんだ、と強く励ました。 目が見えている時の固定概念を、それまでのプライドを捨てて、 どれだけ崩せるかが、これからの生きるコツだ、と伝えた気がする。 早速、目をつぶって歯を磨いてみた・・なるほど、そういうことか。
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