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| 2021年04月27日(火) ■ |
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| 僕のフリをする誰かに起きているみたいだ |
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映画「コントロール」(アントン・コービン監督)から。 「絶望的な歌詞や独創的な曲調で、内面に孤独と苦悩を抱えながら、 わずか23歳の若さで自ら命を絶った伝説のロック・ミュージシャン、 イアン・カーティスの短くも波乱に満ちた人生を描く音楽伝記ドラマ」 この作品の説明で、私はロックシンガー「尾崎豊」さんとダブった。 観終わって、そのイメージはちょっとズレていてホッとしたけれど、 物語中、主人公のイアンが呟くシーンがある。 「すべての出来事が、僕ではなくて」と前置きをして 「僕のフリをする誰かに起きているみたいだ」と。 自分で自分がコントロールできなくなる状態は、誰にだってある。 その気持ちをうまく表現しているな、と感じ、このフレーズをメモした。 傍にいた女性は「あなたといると混乱するの」と戸惑いをみせる。 言い換えれば、自分だけでなく、まわりの人にも影響を与えた。 全編を通して、モノクロ(白黒)映像というのも、 前出の「尾崎豊」さんと、醸し出す雰囲気が似ている理由だろう。 タイトルは「Control」だけど、主人公は「lost contorol」 この違いを、私はどう解釈すればいいのだろうか。 ちょっとした生き方の哲学にもなりうる「自己制御」は、 これからのキーワードになる予感さえする。
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