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2021年04月26日(月)
人類のうぬぼれた愚かさを実証するもの

「ペイル・ブルー・ドット」
この言葉に反応できる人は、天文マニアか哲学者かもしれない。
宇宙から撮影された地球は、美しいブルーの惑星であるが、
地球との距離は、さほど遠くない。
それでは、地球が撮影可能な距離は、どれくらいだろうか、
そんな興味がつきないが、約60億キロメートルだという。
1990年にボイジャー1号によって撮影された地球の写真、
それが「ペイル・ブルー・ドット」(Pale Blue Dot)である。
撮影された地球が淡く青い点(a pale blue dot)だったから、
この写真自体が「ペイル・ブルー・ドット」と名付けられた。
「はるか彼方から我々のこの小さな世界を捉えたこの写真ほど、
人類のうぬぼれた愚かさを実証するものはないだろう」と、
カール・セーガンは著書「惑星へ(原題:The Pale Blue Dot)」に
記したとされる記事を読んだ。
地球自体は、氷河期へ向かっているはずなのに、
地峡温暖化が顕著に進んでしまうのは、人類のうぬぼれに他ならないし、
米国VS中国、米国VSロシアをはじめとした、大国同士の対立も、
この写真の意味を理解すれば、愚かさを感じてしまう。
以前は、宇宙から見た、水の惑星・地球の美しさに感動し、
この惑星を守らなければ・・と思ったが、
「ペイル・ブルー・ドット」を知ってからは、口にできない。
宇宙の広さから考えれば、地球は単なる点に過ぎないし、
そんな点の中で争うなんて、意味ない気がする。
一度「ペイル・ブルー・ドット」の写真、観て欲しい。