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| 2020年10月10日(土) ■ |
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| 単に「評価」が低かったってことじゃないのかな |
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今、巷では、学術会議の人事問題で揺れている。 論評の多くは、任命しなかった理由を説明すべき、だが、 私はそうは思わない。 政治について書くつもりはないが、そもそも人事とは、 任命権者(首相)の裁量であり、だから大臣等が不適切な発言をした時、 任命責任を追求してきてた野党が、今回ばかりは立場が逆転。(笑) もし、任命した人が何か不祥事を起こした時、誰が責任を取るのか、 野党をはじめ、今回の件で大騒ぎしている人が責任を取れるのか、 取れないのであれば、口を挟む問題ではないと私は思う。 そもそも、人事の役割の一つに「人事評価制度」がある。 評価制度とは、人事考課あるいは査定ともいい、 会社では、従業員の職務上の成果や勤務上の態度を評価して 等級や報酬を決定することをいう。 だから、今回外された人は、人事評価が低かったから外した、 それだけなんだと思う。 もっと過激に言えば、外された理由は、本人が一番知っているはず。 だから、評価が低かった理由を公表されたら、 恥ずかしい思いをするのは、本人ではないだろうか、と感じた。 評価されなかったら真摯に受け止めて、評価されるよう努力する、 それができないなら、その組織から抜けるしか方法はない。 これが「組織」の人事なんだよなぁ、たぶん。
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