
|
 |
| 2020年01月08日(水) ■ |
 |
| あなたには愛国心なのね。私には愛国主義だわ |
 |
映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(ロブ・ライナー監督)から。 「イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在に疑問を持ち、 真実を追い続けた記者たちの奮闘を描いた実録ドラマ」であるが 私は、小さな子供を持つ、ある家庭の会話が気になった。 「授業で米国の偉大さを勉強したって?」というシーンから始まる。 「どこが偉い?」と父親、「自由の国」と子供。 「いい答えだ」「いい子ね」と両親。ここまでは普通だけれど、 「学校で愛国主義教育とは・・」と母親が嘆き、 「今は愛国心が必要だろう?」と父親が反応するのだが、 それを受けた母親の返しの一言が、インパクトがあった。 「あなたには愛国心なのね。私には愛国主義だわ。 ユーゴスラビアもそうだった。おかげで国がバラバラだよ」 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、 「愛国心または愛国主義は、自分の国家に対し、愛着や忠誠を抱く心情」と 同意語のように扱われているが、やや違和感を覚えた。 うまく言えないが「愛国心とは、自然発生的に感じる感情」であり、 「愛国主義とは、その考え方を教育で植え付ける」イメージがある。 もし敢えてその違いを説明するのなら、 心の底から「誇れるかどうか」、そんな気がしている。 自分の住む国を愛しているからこそ、嘘で固められた政策に対して 反旗を翻す行為を黙ってみてられない、心境になる。 アメリカ人の「愛国心」と日本人の「愛国心」・・ どちらが良いということではなく、ちょっと違う気がして観終わった。
|
|