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| 2019年11月07日(木) ■ |
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| なぜだかわからないけれど、喪失感 |
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我が町のシンボル的存在だった、ガス会社の丸い「ガスタンク」。 (正式には「ガスホルダー」というらしい) 何十年という歴史の中で、その役割を終え、 リンゴの皮を剥くような工法で、少しずつ解体されている。 小さい頃から「ガスタンク」を見ながら一緒に育ってきたし、 車やバスで遠くに出かけても、この「ガスタンク」を見つけ、 あぁ、清水町に帰ってきたな・・と実感するほど、 なくてはならない存在だったことに、無くなって初めて気付いた。 地元の観光名所でもないし、そんな大袈裟な・・ と思うかもしれないが、生活に根付いた心の拠り所というか、 いつもあるところにあるものがなくなるって、こういうことか、と 「なぜだかわからないけれど、喪失感」を感じている。 ちっちゃな町の、ガスタンク1つがなくなるだけなのに、 こんなにも、心が落ち着かないのだから、 首里城を喪失した、沖縄県民の「喪失感」は、計り知れない。 きっと私たちが想像する以上の「とてつもない喪失感」が、 彼らの胸を締め付けていると思う。 沖縄のシンポルとなる「首里城」という建物が燃えて無くなった、 それだけではない何か、目に見えない安心感みたいなもの、 心の拠り所がなくなったということの方が、重大なんだよなぁ。
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