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| 2019年06月27日(木) ■ |
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| 私も自分だけの魅力を作りたかった |
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映画「君の膵臓をたべたい」(アニメ版)(牛嶋新一郎監督)から。 「住野よるさんのベストセラー小説の長編アニメ映画化」だけど、 結論から言うと「実写版」の方に軍配があがった。 主人公「山内桜良さん」の「天真爛漫さ」が、実写版の方が より正確に伝わってきた気がするから。 原作の小説があり、それをアニメ化した後、実写版、の順ならば、 こんな評価にはならなかったのかもしれない。 彼女の心の葛藤が、微妙に変化する表情として捉えにくかった、 そんな印象が残ってしまった感じがする。 しかし、物語最後に登場する、彼女からの「遺書」に泣かされた。 「君だけはいつも自分自身だった。 君は人との関わりじゃなくて、自分自身を見つめ、 魅力を作り出してた。私も自分だけの魅力を作りたかった」 クラスでの人気者である彼女の台詞だからこそ、頷けた。 誰からも好かれるキャラクターだった彼女は、 誰からも好かれなくても、本を通して自分自身を見つめ、 自分の魅力を作り出していた彼の生き方に、憧れていた。 それは、彼自身が気付いていなくても、尊敬に値したのだろう。 さて・・順序は逆だけど、原作も読まなくちゃなぁ。(汗)
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