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2019年06月18日(火) ■ |
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これ以上、若い者を傷つけないでくれ |
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何気なく観ていた、テレビのBS番組。 今回は、映画「踊る大捜査線」の6回連続放映の企画らしい。 何回目かも知らないし、ある事件のために、 警視庁から送り込まれた、本庁初の女性管理官。 (警視庁刑事部捜査第一課強行犯担当管理官・警視正) その彼女の判断の甘さから、所轄の警察官は、振り回わされ、 ストレスもたまり、とうとう犯人に拳銃で撃たれる、という事態まで。 それでも「警察」という組織は、上からの命令は絶対に従う、 そういった組織であり、映画や小説のネタには、もってこいである。 そんな縦社会の典型である組織の女性幹部が、 また新たな指示を出し、捜査自体が混乱しそうになった時、 いかりや長介さん演ずる、湾岸署刑事課指導員が、こう呟く。 「これ以上、若い者を傷つけないでくれ」 あなたの甘い判断、指示で、けが人が出たこと。 それは、まぎれもない事実であることを認め、 感情だけで、指示・命令を出さないで欲しい。 そう訴えかけているような気がしたので、メモをした。 こういったことは、警察の組織だけではないだろう、 上に立ったからこそ、若い人たちのやる気をなくすような、 発言、行動を控えなければならないのだから。 そう言えば、勢いだけで突っ走る若い上司に対して、 こういったアドバイスをできる先輩って憧れるなぁ。
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