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| 2018年07月08日(日) ■ |
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| 肌の色は変えられません、だから前例になるしかないのです |
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映画「ドリーム」(セオドア・メルフィ監督)から。 1960年代の米ソの宇宙開発戦争を題材にしてはいるものの、 根底にあるのは「人種差別撤廃」のメッセージかな、と思う。 黒人・更に女性であるというだけで理不尽な境遇に立たされるが、 NASAの歴史的な偉業に、彼女たち3人の能力は不可欠だった。 自分たちでも、それを信じていたからこそ、どんな苦境にも 真っ向から立ち向かって、その扉をこじ開けた気がする。 黒人女性が、白人専用の学校に通うこすら許されなかった。 というより、そんな前例がなかった、というべきなのだろう。 でもNASAで働くためには、その学校で学ばなければならなかった。 そのために、州判事に詰め寄るシーンが印象に残っている。 「前例となることの重みは誰よりもご存知のはず。 宇宙に行ったアメリカ人もいなかった。 そして初の宇宙飛行士になったシェパードは、 前例をつくり名を残します。 肌の色は変えられません、だから前例になるしかないのです。 判事のお力が必要です」 その強い想いと信念が、判事の心を動かすことになる。 「前例になること」の大変さは、私も何度も経験しているが、 一度、経験してしまうと、それはそれで意外と楽しい。(笑) 「前例がない」と言われたら「それでは仕方ない」と諦めるか、 「前例になるしかない」と思えるか、それだけなんだよなぁ。
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