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| 2017年11月23日(木) ■ |
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| 信念を曲げたら僕は生きていけない。 |
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映画「ハクソー・リッジ」(メル・ギブソン監督)から。 今までにも数多くの戦争映画を鑑賞してきたが、 本当に、戦争を体験してきた人たちの話と、 映画の戦争シーンのギャップを埋められなかった。 だからこそ、今回の沖縄戦のリアルさは、経験者の話と近く、 本当にこんな恐怖だったんだろうなぁ、と胸が締めつけられた。 さて作品中、「壁」(リッジ)という言葉が何箇所かで使われている。 冒頭、主人公が幼少時代、壁に駆け登って親に叱られるシーン。 「危ないぞ、崖(リッジ)から離れろ」 私の知識で、壁は「wall」、崖は「ciff」だと思っていたので、 字幕を見て慌ててメモをした。(笑) 次に「壁」が出てくるのは、志願兵でありながら、銃を持たず 軍法会議にかけられることになった時、 彼女が「何をされたの?」と心配げに訊ねたあとのシーン、 主人公の彼は「何でもない、壁と戦って負けただけ」と答えている。 そしてもちろん、戦地・沖縄の断崖絶壁「ハクソー・リッジ」。 主人公にとって「壁」は、乗り越えるもの、と思っていたかも知れない。 「壁」があるから、諦めるのではなく、途方も無い「壁」があっても、 信念を曲げず登り続ければ、いつかは超えられる、そう感じていた。 だからこそ、彼は「信念を曲げたら僕は生きていけない」と口にする。 もちろん戦争の映画であるが、監督が私たちに伝えたかったのは、 「主よ、もう1人助けさせて。もう1人・・」と神にお願いしながら 「お願いです、もう1人助けさせて」とうわ言のように呟かせた 彼の「信念」が、光輝いていたと言える。 最後に上官が言う。「お前は奇跡を成し遂げた。その奇跡が必要なんだ。 お前なしでは戦えない」、なるほど、そういうことか。(汗)
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