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2017年07月28日(金)
現場をそのまま「展示館」にしてしまう発想

ビジターセンター先進地視察で、北陸の地に足を運んだ。
初日は「魚津埋没林博物館」(富山県魚津市)。
「埋没林」とは、文字通り地中に埋もれた林のこと。
かつての森林の様子を現在に伝える貴重な資料として、
工夫の凝らされた展示方法に、メモは増えた。
圧巻は「水中展示館」と称する「埋没林水中展示」。
「ここは2,000年前に巨木がそびえていた場所。
出土した場所そのままに、発掘現場に地下水を満たして保存」
そう文字で説明されてもイメージができなかったが、
地下水の中で、保存されている巨木の埋没林を目にしただけで、
久しぶりに「感動する光景」として記憶された。
多くの方に見せたい貴重な「埋没林」を、
「発掘・保存・(博物館に)移動・展示」という順ではなく、
現場をそのまま「展示館」にしてしまう発想。
これは、非常に新鮮であり、その光景は目に焼き付いた。
柿田川の魅力も、作られた展示ではなく、本物をみせる、
それこそ、私たちに与えられた課題なのかもしれない。